コノミヤ経営戦略特集

昨年スーパーマーケット事業を開始して50年という節目の年を迎えたコノミヤは、大阪府・兵庫県・京都府・奈良県・愛知県・岐阜県の広域でチェーン展開を果たしている。グループ売上高は1300億円、店舗数は92店舗と順調に業容を拡大しており、関西・東海で存在感を示している。
22年の課題「深化」には、PC(プロセスセンター)化の取組みをより一層深掘りしたいという思いを込めている。スーパーマーケットだけでなく、業態の垣根を越えたディスカウントストアやドラッグストアといった異業種との競争に加えて、他エリアからの参入など、競合環境がさらに厳しさを増す中で、対抗策として経営基盤を強固なものとし、生産性の向上や店舗作業の効率化を追求することでローコストオペレーションの確立を図るためにはPCの稼働が必須となっている。今後数年にわたってPC化の推進に取り組む。(廣瀬嘉一)
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◆コノミヤ経営戦略特集:新たな競争に打ち勝ち 関西・東海で存在感を示す
特集 小売 2022.06.25●成長戦略推進に向けて経営基盤強化 PC化で生産性向上と店舗効率化を追求 昨年スーパーマーケット事業を開始して50年という節目の年を迎えたコノミヤは、大阪府・兵庫県・京都府・奈良県・愛知県・岐阜県の広域でチェーン展開を果たしている。グループ売上高は…続きを読む
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コノミヤ経営戦略特集:トップインタビュー=芋縄隆史社長 今年の課題は「深化」
特集 小売 2022.06.25大阪府、兵庫県、京都府、奈良県、愛知県、岐阜県の広域でチェーン展開するコノミヤは21年、スーパーマーケット事業を開始して50年という節目の年を迎えた。グループ売上高は1300億円、店舗数は92店舗と、順調に業容を拡大している。芋縄隆史社長は、今年度は…続きを読む
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コノミヤ経営戦略特集:コノミヤ会・加藤和弥会長 価値ある提案で飛躍に向け支援
特集 小売 2022.06.25◇コノミヤ会・加藤和弥会長(加藤産業社長) コノミヤさまにおかれましては、芋縄隆史社長のリーダーシップのもと、役員・従業員の皆さまが全社一丸となって、「お客さま第一主義」を基盤とした、地域のお客さまには欠かすことのできない質の高いお店づくりに取り組…続きを読む
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コノミヤ経営戦略特集:芋縄孟紀常務取締役 顧客視点に立った店づくり
特集 小売 2022.06.25◇常務取締役兼オペレーション本部本部長 芋縄孟紀氏 店舗運営部と開発部を統括しているオペレーション本部では、店舗運営について、基本の徹底を継続しながら、人員の適正配置や機械化の推進による作業改善の取組みを強化するほか、顧客視点の店づくりにも力を入れ…続きを読む
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コノミヤ経営戦略特集:堀田安紀商品本部本部長 顧客の嗜好変化をとらえる
特集 小売 2022.06.25商品本部では、旬を表現し、競合店との差別化につながる生鮮3部門と惣菜の強化に引き続き取り組み、顧客の嗜好変化をとらえて、ニーズが高まっている冷凍食品や簡便商品、保存性の高い商品の強化にも力を入れている。新たな挑戦として生鮮のPC(プロセスセンター)化…続きを読む
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コノミヤ経営戦略特集:石田慎治取締役 トミダヤ統合で改善順調に
特集 小売 2022.06.25◇取締役東海事業本部社長 石田慎治氏 トミダヤ統合に伴い東海事業本部は、岐阜県、愛知県で40店舗(岐阜のエスアンドエス1店舗を含む)を管轄。基本的な品揃え・販促・店舗運営を統一し、順調に改善が進んでいる。今後は大阪本部同様PC(プロセスセンター)化…続きを読む
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コノミヤ経営戦略特集:鵜川浩典部長 「巣南店」大型改装のモデル
特集 小売 2022.06.25◇東海事業本部商品本部部長 鵜川浩典氏 岐阜のトミダヤを統合し、品揃えを統一したコノミヤ東海事業本部の商品本部では、生鮮強化の取組み事例としてトミダヤの旗艦店舗である「巣南店」(岐阜県瑞穂市)を4月に大型改装オープンした。同店を大型改装のモデル店舗…続きを読む
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コノミヤ経営戦略特集:スーパーおくやま・小山光作社長 最優先は従業員の意識改…
特集 小売 2022.06.25◇スーパーおくやま 代表取締役社長 小山光作氏 20年5月に、M&Aによりコノミヤグループ入りした「スーパーおくやま」は、奈良県内にスーパーマーケットを6店舗展開。チェーンオペレーションという考えがなく、個々の店舗がバラバラの仕入れ、販売を行い、数…続きを読む
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コノミヤ経営戦略特集:店舗紹介=コノミヤ富田林店 南大阪エリアの旗艦店
特集 小売 2022.06.25●目新しい売場づくり 野菜&鮮魚の強化へ 「コノミヤ富田林店」は2016年12月の開業以降、近隣住民の支持を集め、順調に売上げを拡大。つねに全店上位の安定した売上げを誇る南大阪エリアの旗艦店だ。 同店は近鉄「富田林駅」近くの「ダイエー富田林店」跡…続きを読む
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コノミヤ経営戦略特集:店舗紹介=コノミヤ巣南店 岐阜の旗艦店がリニューアル
特集 小売 2022.06.25●食SKU数を大幅拡充 直営精肉売場を拡大 旧トミダヤ本部が設置されていたトミダヤ巣南店がこの度、大規模改装を実施し、4月21日に新生「コノミヤ巣南店」としてリニューアルオープンした。 同店は売場面積1890平方mの大型店で、岐阜県内19店舗の中…続きを読む
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コノミヤ経営戦略特集:トピックス=橿原プロセスセンター始動!!
特集 小売 2022.06.252021年6月21日に奈良県橿原市に橿原プロセスセンターが稼働した。かつて人手作業で6店舗に供給していた生産数を、高速スライサーを導入して機械化することで、15店舗にパック詰めされた豚肉のスライス商品の納入を可能にしている。さらに供給する店舗数拡大を…続きを読む
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コノミヤ経営戦略特集:トピックス=コノミヤ南住吉店オープン!!
特集 小売 2022.06.252021年9月21日、コノミヤ南住吉店がオープンした。開店前からオープンを待ちわびた多くの客が来店し、開店時間を早めるなど新型コロナウイルス感染防止対策を徹底して対応した。 コノミヤを知っている消費者だけでなく、初めてコノミヤで買い物される地元住民…続きを読む
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コノミヤ経営戦略特集:トピックス=環境保護活動を応援 河内長野市へ寄付
特集 小売 2022.06.25●2021年10月7日、河内長野市役所において寄付金贈呈式が行われた 2021年6月1日~30日の期間、花王との共同企画として「環境保全寄付企画」を実施し、対象商品の販売金額の一部25万5592円を河内長野市へ寄付した。この寄付金は河内長野市の環境…続きを読む
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コノミヤ経営戦略特集:トピックス=社会貢献活動 フードロス削減の取り組み
特集 小売 2022.06.25●「NPO法人 日本フードバンクシステム」の活動を通じてフードロスの削減、子ども食堂への支援などを行っている 近年、フードロスの問題意識が高まっている。フードロスとは「まだ食べられるのに、捨てられてしまう食べ物」のこと。捨てられてしまう食べ物によっ…続きを読む