旭松食品が展開する個食カップの即席型こうや豆腐「TOPURO」。簡便性と健康機能を武器に新規ユーザー開拓を目指す
22年のこうや豆腐製造量(推計)は、前年を5.8%下回った。木下委員長は、「ブームと“巣ごもり特需”の反動が重なり、業務筋の停滞と相まって低調が続いている」と説明する。
23年も前年を10%前後下回るペースで、好転のきっかけはつかめていない。ただ、22年は個食カップ容器の調味スープ付き即席型こうや豆腐「TOPURO」(旭松食品)が登場し、今期も3月に同じく即席カップの「カップ新あさひ豆腐」(同)が発売されるなど、簡便志向や多様化する消費スタイルを意