アサヒビール「ドライクリスタル」、吉沢亮起用のCM投下 新しい付き合い方訴求
アサヒビールは11日に発売する「スーパードライ ドライクリスタル」のCMキャラクターに俳優の吉沢亮を起用、同品のTVCMを発売前から計8000GRPを大量投下し、一般的な商品よりも低めに抑えたアルコール度数3.5%の“ビールの新しい付き合い方”を訴求する。吉沢が出演するTVCMの放映は10月下旬から。吉沢の酒類広告への出演は初。
同社ビールマーケティング部の倉田剛士部長と「ドライクリスタル」の玉手健志ブランドマネージャーが東京・青山で開催した広告キャラクター発表会に出席。
倉田部長は「海外で拡大するミドルレンジ・アルコール度数の商品。生活者の志向が多様化する中、暮らしに寄り添いアウトドアやゲームをする時など、あれもこれも楽しみたい人に愛飲いただきたい」とPR。玉手ブランドマネージャーが商品特徴を「ポラリスホップを一部使用、発酵度を高めることで、アルコール度数3.5%で“スーパードライ”のキレをそのままに透明感のある味わいと本格的な飲み応えを実現した」と説明した。
同会にゲストとして登場した吉沢はドライクリスタルで乾杯した後、味わいについて「いつも飲んでいるスーパードライと変わらずおいしい」とコメント。趣味のゲームに触れ、「酔ってオンラインゲームをすると友達に迷惑をかける。楽しく飲みつつ、ちゃんと思考できるドライクリスタルは完璧」と強調した。(丸山正和)