キティーは今年初頭から、アミラーゼを利用して米飯の炊きあがりのふっくら感を維持する酵素製剤「ふっくらそのままマイスター」の提案を開始している。同品は米飯の炊飯直前に約0.3~0.5%添加することで、炊飯から48時間後でも炊き立てのふっくら食感を維持で…続きを読む
◇素材・製剤動向 ●独自素材・技術を適用 小川香料はタンパク質の原料に由来するネガティブな風味だけをピンポイントでマスキングできる香料製剤として、乳プロテイン向け「マスキング香料MP」と植物性プロテイン向け「マスキング香料VP」を提案している(M…続きを読む
◇素材・製剤動向 ●タンパク質の凝集抑制 三栄源エフ・エフ・アイは、高タンパク質商品の開発における凝集、沈殿といった課題解決に向け、増粘剤製剤「サンアーティスト」の提案を強化している。 「サンアーティスト」は、酢酸菌が産出する発酵セルロースを主…続きを読む
◇素材・製剤動向 ●多様な用途で採用拡大 コラーゲンはヒトの骨や筋肉、関節、肌、髪などを構成する主要なタンパク質で、近年は高タンパク食のニーズの高まりに加え、乳タンパク質の価格上昇なども影響して、世界的に需要が伸びている。ユニテックフーズは、世界…続きを読む
◇注目の素材メーカー ●増強・調整・日持ち提案 三栄源エフ・エフ・アイは、減塩とおいしさを両立させるソリューションとして食品添加物や食品素材による塩味の増強や風味バランスの調整、日持ちの向上などを提案する。 減塩により不足する塩味の増強には、香…続きを読む
●酵素とエタノール蒸散剤を併用 パンの賞味・消費期限の延長、日持ち向上は、フードロス・食品廃棄物削減の観点からも極めて重要な課題だ。パンのロングライフ化には(1)老化防止(2)腐敗・変敗の防止(3)風味の維持--という3要素が求められる。その手段は…続きを読む
植物などに含まれる色素の一種で、目によいことで知られる「ルテイン」。サプリメントや加工食品などで使用されているが、業務用加工油脂メーカーの日油ではタンパク質の改質効果や小麦粉生地の物性を変える機能を見いだし、これを活用した製品ラインアップを展開してい…続きを読む
●物性研究で新たな用途開拓 物産フードサイエンスは、食品メーカーの商品開発や課題解決に協力する中で、還元水あめをはじめとするさまざまな素材のアプリケーション開発を推進している。還元水あめは糖アルコールと呼ばれる食品素材の一つで、食品の物性の改良(浸…続きを読む
コンビのポリアミン高含有大豆抽出物素材「ソイポリア」は、人体のタンパク質合成に必須の物質である「ポリアミン」を規格化した高機能食品素材である。同社は先ごろ、ソイポリアに筋力アップをサポートする効果があることを明らかにした。 検証試験では、運動習慣が…続きを読む
昭和産業は新しいオリゴ糖「マルトビオン酸」の認知拡大を目指している。マルトビオン酸は、同社のグループ会社のサンエイ糖化が開発した骨と腸に働く難消化性のオリゴ糖で三つの機能を持つ。2018年7月から「サワーオリゴ」と「サワーオリゴC」として2品を製品化…続きを読む