味噌のもう一つの主原料である米穀も、値上がりと量の確保が課題である。 ミニマム・アクセス(MA)米は供給・価格ともに厳しい状況が続くとされる。令和6(24)年1~3月長期販売の価格は、アメリカ米が1t当たり16万6200円(前回より7600円の上昇…続きを読む
【長野】「タケヤみそ」を展開する竹屋は25日、同社製品「塩ひかえめ紅麹仕立て」の販売を一時休止するとともに、自主回収を行うと発表した。製造元の小林製薬が使用中止を呼び掛けている「紅麹」が、原料に使用されているため。 全ロットが回収対象で、およそ75…続きを読む
日本緑茶センターは「クレイジーソルト」シリーズのラインアップを強化する。約10年前に終売した「クレイジーライム」が復活、15日から発売を開始した。併せてシリーズすべての容器を刷新し、透明で残量が確認しやすいプラスチック製ボトルと片手でも開閉できる折蓋…続きを読む
【関西】シマヤが6月1日納品分から、だしの素やだしパック、コンソメ製品の計38品を値上げする。 値上げ幅はだしの素11~16%、だしパック15~25%、コンソメ11%。(徳永清誠)
消費者庁が策定した「食品添加物の不使用表示ガイドライン」により、「無添加」「不使用」などの食品表示に関する規制が設けられた。「無添加」を付加価値の一つにしてきた味噌業界でも対応が求められており、各社は、「無添加」に代わる新たな価値創造に向けて動き出し…続きを読む
四国4県の中で最も味噌生産量の多い徳島県。平安時代以前から大豆栽培や製塩が盛んであったため味噌造りが発展し、徳島藩主の蜂須賀家政公に御膳に供された「御膳味噌」は今も地域の食卓で親しまれる。同県の味噌市場をけん引するかねこみそとヤマク食品も、こだわりの…続きを読む
「信州味噌」の地元、長野県はトップメーカーから小規模な蔵まで、約100の製造業者が軒を連ねる味噌の一大産地だ。全国出荷量における県のシェアは、約55%に及ぶ。全国味噌工業協同組合連合会がまとめた2023年の県味噌実出荷量は20万2510tで、前年を0…続きを読む
竹屋本社併設の「タケヤ味噌会館」(諏訪市)に昨年12月オープンした「信州味噌ラーメン竹屋本店」が、地元市民や観光客らの人気を集めている。 味噌の需要が停滞する中、加工用など新たなニーズ開拓につなげようと、「タケヤみそ」の販売を行う中部タケヤが出店。…続きを読む
2023年1~12月の北海道内味噌出荷数量(北海道味噌醤油工業協同組合調べ)は1万8919t(前年比6.5%減)、仕込み数量は1万8601t(同11.5%減)となった。新型コロナウイルス感染症の感染法上の扱いの5類移行後、行動制限のない環境となり、外…続きを読む
首都圏のSMでは、小容量商品が存在感を高めている。売れ筋は750gだが、高付加価値商品や新商品は小容量帯の導入率が高い。サイズが小さければ地域特性のある味噌やプレミアム感があるこだわりのアイテムでも値頃感を訴求でき、トライアルユースを促しやすい。一方…続きを読む