味の素は韓国合わせ調味料の「Cook Do KOREA(コリア)!」を12年ぶりに全面リニューアルし、売上げを前年販売実績の3倍以上に伸ばす。ドライ売場で少なかった韓国関連の品揃え、CM投下などの発信強化に流通業の期待も高い。野菜高で苦戦していた「C…続きを読む
昨今の値上げの影響で、食品業界ではさまざまな品目で販売個数の拡大が頭打ちとなっている。そのような中、2023年に市場を回復したのがふりかけ業界だ。 全国約6000店舗の小売店販売データを持つインテージのSRI+データで、過去5年のふりかけ市場の動向…続きを読む
大塚食品は「こどものためのボンカレー」をリニューアルし、8月26日から全国で発売している。野菜の使用量を増やし、1食分(3~5歳の1日の野菜摂取目安量240gの3分の1の量=生換算80gを使用)の国産野菜が摂取できる工夫を施した。加えて、アレルギー物…続きを読む
エスビー食品の昨年度のレトルトカレーは前年比3.9%増の156億2000万円(家庭用、業務用、輸出用累計)と堅調に推移した。レトルト市場は昨年にPB製品が大きく伸びた影響を受け、コロナ禍の伸びからはやや鈍化している。同市場は個食対応製品のため節約志向…続きを読む
丸美屋食品工業はトップブランドの「麻婆豆腐の素」が好調に推移し、単品売上げで年間100億円を超えるとみられる。節約志向が深まって安価な豆腐を用意するだけの商品力が再評価された。高付加価値の「贅を味わう」も高成長。「麻婆豆腐の素〈辛口〉」が毎日放送の人…続きを読む
極洋の缶詰事業は今期4~7月まで、売上額・売上数量ともに前年比で2桁を超える好調ぶり。中でもツナ缶類は約2倍の販売増、サバ缶・イワシ缶はともに2桁の売上げ伸長。ただ円安の影響で事業利益は厳しい。9月からはレトルト製品の鍋つゆ市場に初参入し、収益源の多…続きを読む
シマヤは1日に、レトルト雑炊シリーズから、1袋で1食分の食物繊維入りの「もっとやさしい雑炊」を新たに発売。「やさしく、おいしく」にこだわった、新たに栄養素をプラスした従来よりもさらに体に優しい雑炊シリーズ。今回は食物繊維に着目し、食物繊維の豊富な野菜…続きを読む
ハウス食品の昨年度のレトルトカレーは、前年比0.1%増178億円となった。2年連続で価格改定を実施した影響により数量は減少したが、金額ではほぼ前年並みを維持している。物価高による低価格帯製品の需要や個食化や災害時などのストック需要の増加で複数袋の「プ…続きを読む
永谷園は主力商品の「麻婆春雨」「広東風かに玉」の売上げを大幅に伸ばし、野菜高の中での倹約志向に応じている。具材要らず、安価な卵を用意するだけ、といった商品価値が再評価された。 同じく卵3個ですぐ作れる「肉炒り玉子」を8月からデザイン変更。タケノコな…続きを読む
桃屋は今9月期、「辛そうで辛くない少し辛いラー油」売上げを伸ばすなどし、旺盛なご飯食需要に応えている。直近では店頭でのコメ不足もあるが、そうめんなどを提案して用途増につなげた。新たな「きざみ〓菜(ザーサイ)」は想定以上の出荷状況。ほかに好調な「きざみ…続きを読む