江崎グリコは“おいしい塩分量”を軸に価値向上したカレー商品群の魅力訴求に力を入れる。24年にカレー主力ブランド「プレミアム熟カレー」「ZEPPIN」「LEE」の塩分量見直しと価格改定で価値向上を図ったが、25年はおいしく満足度の高い味と1食当たりの塩…続きを読む
エスビー食品のカレー事業はこの3月まででカレールウ、レトルトカレー、カレー粉ともに前年を上回った。家庭用、業務用、輸出累計の金額ベースでカレールウは前年比7.4%増の338億9000万円、レトルトカレーが同5.0%増の164億1000万円、カレー粉が…続きを読む
ハウス食品のカレー事業の家庭用カレールウ、レトルトカレーともに前年を上回って推移した。この3月までの1年間でカレールウは前年比5.0%増の401億円、レトルトは全体で同4.2%増の216億円となった。レトルトカレーは同4.6%増。カレールウは一昨年6…続きを読む
●原料高への対応続く 家庭用カレー粉市場の昨年度は金額ベースで前年比約3%増と堅調に推移した。業務用はレトルトカレーや製菓原料向けの加工用が伸長したことで、前年を大きく上回ったと推測される。家庭用カレー粉で主力となるエスビー食品の「赤缶」は前年を上…続きを読む
レトルトカレー市場はこれまで拡大を続けてきたが昨年度はその成長速度は鈍化した。価格改定により値頃感が薄れたことが一つの要因といえる。しかし単身世帯や共働き世帯、高齢者の増加などで、食における時短や簡便化志向の高まりは引き続いて拡大傾向にある。今後につ…続きを読む
カレー市場を取り巻く環境は米価の高騰や物価高の影響が懸念されている。しかし、直近でもレトルトを含むカレーライスの食卓登場頻度は上昇傾向にある。一皿で完結することや比較的価格が安定しているジャガイモなどの根菜を使用できるコスパの高さが消費者に評価されて…続きを読む
家庭用カレールウは、ここ数年伸び悩んできたが昨年度は各メーカーによる新製品投入による市場活性化策や価格改定効果などで市場は伸長した。市場の伸びは4%ほどと推定される。長期的には調理離れがさらに進むと予想されるが、直近では堅調に推移している。米価の高騰…続きを読む
丸美屋食品工業は3~4月に「春のディスプレイコンテスト」を行い、全国大賞に高知県のハマヤ「サンシャインしまんとハマヤ店」など4店舗を選んだ。しまんとハマヤ店は審査基準の売場のボリューム感、オリジナリティー、購買喚起を高レベルで両立し、最高得点で3連覇…続きを読む
◇わが社の取り組み 丸美屋食品工業は24年12月期、44品で賞味期間を延長して廃棄ロスのリスクを低減した。主力商品の「釜めしの素」で4品を賞味期間12ヵ月から24ヵ月へ倍増。商品力を高めて、25年は売上げ回復も図っている。25期連続増収の実績もある…続きを読む
◇わが社の取り組み 永谷園は食の安全・安心を維持し、CO2排出量を18年度比30%削減するといった30年度目標を掲げる。24年9月に株式上場を廃止したが、環境配慮と毎年のレポート公開は続ける。主要事業の味噌汁はフリーズドライ(FD)商品で順次、紙パ…続きを読む