長きにわたって県内農産加工業の発展を支えてきた長野県缶詰協会。古市透会長(アーデン社長)にこれまでの歩み振り返りつつ、未来への抱負を聞いた。 --創立60周年を迎えて。 古市 非常に重みを感じる。地域の農産物を原料に加工業をスタートさせた会員各社…続きを読む
長野県缶詰協会は、今年2月で創立60周年を迎えた。豊富な果実野菜や水資源に支えられ、信州の食品産業を黎明期からリードする農産加工業。その精鋭企業17社が集まった同協会は、前身から数えると約80年にわたり製造技術の向上や消費拡大、原料の安定調達に向けて…続きを読む
日本パインアップル缶詰協会は19日、恒例行事の「パインアップル缶詰開缶研究会」=写真=を東京都内で開催した。パイン缶詰の品質向上と表示基準など規格の順守を目的に1960年から開催している。会員社から出品された国産品5品、輸入品24品(タイ産8、フィリ…続きを読む
日本缶詰びん詰レトルト食品協会は19日、「令和6年度逸見賞」の選考結果を公表した。缶詰(飲料を含む)などの製造技術の発展に寄与した研究や論文に対して、毎年度贈呈するもの。今年度は2本が選ばれた。うち1本はハウス食品グループの研究陣によるもので、昆虫の…続きを読む
缶詰やレトルト食品などを製造している静岡県焼津市のSTIサンヨーは7月、「赤いダイヤ」と呼ばれているミナミマグロの希少部位「頭肉」を、南フランスプロバンス地方由来のハーブミックスで味付けた、ぜいたくな料理缶「ミナミマグロ頭肉のオリーブ油漬け香草仕立て…続きを読む
水産大手の極洋は、新たな企業CM「キョクヨーのひと(マグロ)」篇(15秒)=写真=を9月17日から東北・甲信越・中国エリアで放映している。企業ブランドの強化を目的とし、「魚の極洋」のイメージを伝えるため、水産物への愛情を極めている社員を「キョクヨーの…続きを読む
●エスパルスドリームプラザ内 9月22~23日 はごろもフーズ(静岡市)は、9月22~23日の2日間、エスパルスドリームプラザ(同市清水区)内の海辺のビュッフェ「はとばキッチン」とのコラボで『シーチキン食堂』イベントを開催する。TVCMなどでおなじ…続きを読む
明治屋はフルーツ缶詰の育成に力を入れる。消費者の節約志向が強まる中、手頃な価格で楽しめる新商品「果汁入りフルーツ缶詰」の拡売を図る。主力の「おいしい缶詰」は酒類との関連販売を強化。従来の量販店に加えて、一般酒販店への導入を進め、新たな販売チャネルの開…続きを読む
ホテイフーズコーポレーションの今期(24年9月期)業績は昨年8月に実施した2度目の価格改定の影響で売上げ・買上点数ともに前年割れで苦戦を強いられている。来期始めの10月には地元惣菜チェーンの天神屋店舗限定で静岡おでんのだしを使った「しぞ~かおでんやき…続きを読む
マルハニチロの缶・瓶詰事業は今期、4~7月期累計の売上高が前年同期比8.3%増と大幅な回復となった。うち昨年は原料不足などで苦戦したサバ缶は16%増と好転した。 同社基準を満たすサイズの水揚げ回復を待って休売していた「月花」ブランドの一部商品は、約…続きを読む