●PBや留め型の製造も 宮城県白石市のはたけなか製麺の「ぜいたく茶そば」が発売から10周年を迎え、累計の販売数量は500万袋(1000万食)を突破した。東京や埼玉など東北以外のエリアへの出荷が6割を超え、全国に販路を広げている。 長野県戸隠で挽い…続きを読む
●試食販売で魅力発信へ 小麦粉と塩水が主原料の長さ9cmの白石温麺。油を使わない製法からお腹にも優しいとシニア層を中心に愛好者が多い。宮城県白石市の特産品として県内から隣県を中心に長年親しまれてきたが、人口減少により市場が縮小する中、新たな販路を模…続きを読む
●首都圏向けて提案強化 山形県山形市の城北麺工の今期の一押しは、県産ブランド米「つや姫」の米粉を配合した「つや姫麺」だ。昨年9月から販売を始め、春夏商戦からは大手、ローカルSMの山形エリアの店舗、EC業態などを中心に販路が広がった。日常使いやギフト…続きを読む
●業務用生麺でも存在感 山形市のラーメン消費額が3年連続で日本一となり、注目を集めている。総務省が発表した最新の家計調査によると世帯当たりの年間支出額(二人以上、外食)は初めて2万円を超え、過去最高額を更新。一連のラーメン人気を追い風に山形市の酒井…続きを読む
●ご当地商品を軸に提案 山形県東根市のみうら食品は白物の新商品「白雪麦切り」(200g、230円税別)を4月1日に発売した。沿岸部の庄内地方の郷土料理として知られる平打ち麺の“麦切り”をベースに、原料を独自の配合でアレンジした。日常使いとギフト両方…続きを読む
●技術革新で品質追求 秋田県湯沢市の稲庭うどんの老舗後文が今、最も力を注いでいるのが手延べのおいしさを最大限に引き出す新たな製麺技術の研究だ。手延べや機械麺で培ったノウハウを基にワンランク上の品質を追求した塩麦熟成法と呼ぶ製法にたどり着き、昨年には…続きを読む
●スイーツ領域に挑戦 お中元やお歳暮の定番品としての地位を確立した稲庭うどん。しかし、時代の変化に伴い、贈答用の市場は縮小傾向にある。秋田県湯沢市の寛文五年堂は稲庭うどんの伝統を守りながらも、味噌や米麹を用いた新たな商品開発を進めるなど今後の在り方…続きを読む
●稲庭ブランド37ヵ国へ 秋田県湯沢市の稲庭うどん小川の海外売上比率が20%を超えた。ギフト、贈答用での国内市場の縮小を背景に海外の販路開拓に取り組み、現在はASEANを含むアジア圏、米国、欧州など37の国や地域に販売網を広げている。 海外に輸出…続きを読む
●「蒸練製法」磨き開発加速 市販用の盛岡冷麺で全国トップシェアを誇る岩手県一戸町の戸田久は25年2月期決算(24年3月~25年2月)の売上高が45億0309万円(前年比6.3%増)と過去最高を更新。気温の上昇から冷たい麺の需要が増え、看板商品の「も…続きを読む
●観光客取り込みへ期待 岩手県八幡平市の北舘製麺から人気の観光地をモチーフにしたユニークな商品が発売されている。岩手と秋田県境にまたがる八幡平山頂の火口湖に5月下旬~6月上旬の雪解けの時期に現れる龍の瞳に似た景観「ドラゴンアイ」を模した「八幡平ドラ…続きを読む