●稲庭ブランド37ヵ国へ 秋田県湯沢市の稲庭うどん小川の海外売上比率が20%を超えた。ギフト、贈答用での国内市場の縮小を背景に海外の販路開拓に取り組み、現在はASEANを含むアジア圏、米国、欧州など37の国や地域に販売網を広げている。 海外に輸出…続きを読む
●「蒸練製法」磨き開発加速 市販用の盛岡冷麺で全国トップシェアを誇る岩手県一戸町の戸田久は25年2月期決算(24年3月~25年2月)の売上高が45億0309万円(前年比6.3%増)と過去最高を更新。気温の上昇から冷たい麺の需要が増え、看板商品の「も…続きを読む
●観光客取り込みへ期待 岩手県八幡平市の北舘製麺から人気の観光地をモチーフにしたユニークな商品が発売されている。岩手と秋田県境にまたがる八幡平山頂の火口湖に5月下旬~6月上旬の雪解けの時期に現れる龍の瞳に似た景観「ドラゴンアイ」を模した「八幡平ドラ…続きを読む
◇生活協同組合連合会コープ東北サンネット事業連合 ●値頃と産地を軸に拡充 夏場の需要を支える手延べそうめんの品揃えが変化しつつある。生活協同組合連合会コープ東北サンネット事業連合の乾麺の売れ筋では「揖保の糸手延そうめん300g」やコープ商品の「C…続きを読む
●旭川でオリジナル麺製造 寿須藤製麺工場は、1948年に創業した旭川市の老舗製麺会社。基本を大切に、顧客の声を聞いて物をつくることに徹し、業務用を中心にラーメン、そば、うどんなど独自性のある麺を100種類以上製造。昨年、須藤雄一相談役の長男・展充氏…続きを読む
●取引先広げ市場に浸透 円山製麺は、通信キャリアが提供する光回線の店頭販売やセールスプロモーションを手掛けるギガネットが2020年、同社製麺事業部として立ち上げた。業務用製麺業者としては後発組ながら、熟練技術者の登用、製麺技能士育成など通じて築き上…続きを読む
●「職人の一品」の育成も ニップンの25年3月期乾麺販売状況は、金額ベースで前年を上回る乾麺市場と同水準で着地する見込みだ。需要期の猛暑という追い風もあり、主要アイテムが堅調に推移したことが要因だ。25年度(26年3月期)の乾麺カテゴリーの商品戦略…続きを読む
●機械麺価値向上へ 日清製粉ウェルナの25年3月期の乾麺の販売実績(数量ベース)は、前年並みで着地した。一部商品の終売によるマイナスの影響があったものの、主力ブランドの伸長で、カバーした結果となった。 26年3月期の取り組みは、手延べ麺の供給リス…続きを読む
●「揖保乃糸」の安定供給を 国分グループ本社の24年(1~12月)の乾麺販売実績は、金額ベースで前年を上回って着地した。ボリュームゾーンのそうめん・ひやむぎ、そばが堅調に推移したことが要因となっている。25年度については、第11次長期経営計画で取り…続きを読む
下田商事の24年度(1~12月)の乾麺販売実績は、数量ベースで前年比7.6%増と伸長した。主力のそうめん、そばが順調に推移したことが要因。数量ベースの構成比ではそうめんが36.6%、ひやむぎが3.1%、うどんが16.8%、そば41.1%、きしめんが2…続きを読む