南九州酒販は1962年設立の酒類卸企業。前身は鹿児島県内の酒類製造業者、酒類販売業者が集まって立ち上げた鹿児島県酒類卸売商業協同組合。ここにこだわりを持ち、一つ一つとの蔵元との関係を大切に構築。さらに、焼酎の利用拡大に向けて新しい挑戦に取り組んでいる…続きを読む
国分グループ本社は映画「帰ってきた あぶない刑事」とコラボレーションしたシングルモルト・スコッチウイスキー「トマーティン 12年 ABDK」を、公開に合わせ24日に数量限定で発売する。TVドラマの放映から38年が経過し、昭和・平成・令和の3時代を超え…続きを読む
宝酒造の24年3月期(23年4月~24年3月)における本格焼酎の販売数量は、4290kl(前年比8%減)となった。同社独自の、麹まで芋を使用した芋100%を強みとする全量芋焼酎「一刻者」と同「ISAINA(イサイナ)」の2ブランドを軸とする基本戦略を…続きを読む
雲海酒造は、酒類市場動向としてハイボールなどの人気が依然高く、炭酸で割ってある飲み口の軽い商品が好まれているとみている。また、低アルコール分野の拡大も予想しているところだ。 そのような同社が炭酸に合うと打ち出す商品に、「木挽BLUE」「そば雲海(そ…続きを読む
薩摩酒造は、市場全体として依然厳しい状況にあるとみている。一方、価格競争やコモディティ化から抜け出そうとする動きがみえる。そう感じている。昨年は、価格改定による仮需の影響もあり、需要の実態が見えにくかったという。また、サツマイモ基腐病による原料調達の…続きを読む
三和酒類は、2022年秋に各社で芋焼酎の価格改定があったこともあってか、2022年夏場は同社商品の実績が堅調だった。新型コロナウイルス感染症の感染症法上の扱いの5類移行後は、業務用需要もコロナ禍前とはいわないまでも復活。ただ22年実績の影響もあり、昨…続きを読む
霧島酒造は昨年9月、「サツマイモ基腐病」の抜本的な対策として、「霧島さつまいも種苗生産センター『イモテラス』」を稼働させた。生産農家のへ病害発生リスクの少ない健全なサツマイモ苗を供給する足掛かりと位置付ける。昨年10月にはポット苗(親苗)の供給を開始…続きを読む
そば製焼酎の23年実績は、6157kl(構成比1.7%)で前年比7.2%減となった。主産地別で見ると宮崎県が前年比5.1%減の4394kl、福岡県で同13.1%減の1519klだった。宮崎県で減少率がやや改善された一方、福岡県では減少幅が大きくなった…続きを読む
酒かすのほかごま・黒糖といったその他の原料で造られる本格焼酎は、23年実績で前年の1万1737klに比べ0.5%減の1万1673kl(構成比3.3%)となった。減少幅は小さく、ほぼ前年並みで着地している。 その他分野で一定の存在感を放つのが、ごま焼…続きを読む
麦製焼酎の23年実績は15万3416kl(構成比43.2%)だった。前年の16万3488klに比べて6.2%減。主産地では大分県が7万9963kl、前年比6.1%減、福岡県が2万9925kl、同8.8%減となった。特に福岡県では減少傾向が顕著だ。 …続きを読む