九重味淋の2024年販売実績は前年比2%増となった。飲食店の営業が通常に戻り、外食需要が回復したことから業務用本みりんの需要が回復基調にあるほか、家庭向け商品ではコロナ禍で高まった中食需要に伴い「良質な調味料」への関心が定着し、安定した需要が継続して…続きを読む
●こだわりの味と品質を前面に 福泉産業の前期(24年12月期)の売上げは前々期に実施した価格改定の影響により前年比微増で着地した。買上点数は適正利益確保に向けた取り組みの中で、配荷が終了した部門が一部あったものの、当初の想定を上回った。今期は売上高…続きを読む
●「お米だけのあまさ」で若年層開拓 キッコーマン食品のみりん類売上げは、今3月期も前年実績を超えて高付加価値化、若年層喚起を進めている。中容量のトップブランドである「米麹こだわり仕込み本みりん」が成長を続けている。程よい自然な甘みつけ、醤油の「いつ…続きを読む
宝酒造の2024年(1~12月)の調味料カテゴリーの販売数量のうち、本みりんは前年比1%増だった。22年10月の価格改定の影響が一巡し、大容量帯では多くのロイヤルユーザーに支えられる主力のタカラ本みりん「醇良」1LPETが堅調に推移。全体をけん引した…続きを読む
東京農業大学はこのほど、日本の「伝統的酒造り」が昨年12月にユネスコの無形文化遺産に登録されたことを受け、東京都の世田谷キャンパスで報道関係者や酒造メーカーなどを対象とした「醸造・発酵交流会」を開催した。国内で唯一70年以上の歴史を持つ醸造分野の高等…続きを読む
和食の基礎調味料の一つである本みりんと料理酒。コロナ禍で家庭内の調理機会が増加し、獲得した新規ユーザーによる商品購入の動きがコロナ収束後も継続している。各メーカーは調理効果の訴求を図り、SNSを活用してレシピを発信するなど、需要増に向けた取り組みを積…続きを読む
キリンビールは発売2年目を迎えるビール「晴れ風」のマーケティング戦略を加速する。TVCMや交通広告への投資を初年度を上回る圧倒的な量に増やすほか、4月からは業務用での展開をスタート。2月15日から3月2日までの週末には東京・名古屋・大阪で愛飲への感謝…続きを読む
日本酒の輸出国数が過去最高を更新した。24年の輸出相手国は前年から五つ増え、過去最高の80ヵ国となり、輸出金額は前年比6%増の約435億円と伸長した。24年12月には日本酒など麹菌を用いて醸す「伝統的酒造り」がユネスコの無形文化遺産に登録され、日本酒…続きを読む
【中部】名古屋市の盛田は8日、「2025ねのひ蔵開き」を愛知県常滑市の小鈴谷工場で開催した。今年で創業360年を迎えるに当たり、これまでの伝統を次世代に継承するため、若手の作り手が時代のニーズに合わせ醸造した清酒などのチャレンジ商品も試飲販売。担当の…続きを読む
【関西】白鹿ブランドを展開する辰馬本家酒造は8日、蔵開きイベント「酒どころ白鹿・西宮」を兵庫県西宮市の同社で開催。従来の白鹿にはない味わいのお酒を開発するため、若手社員が中心となったチームによるアルコール分控えめの試験醸造酒第1弾として、「Newはく…続きを読む