備蓄米の流通が滞り、米価高騰に歯止めが掛からない。大手米穀卸は原因として、さまざまな制約や規制の存在を指摘。コメ騒動の再発防止として、補助金で需給・価格をコントロールする現行の農政見直しを求める声も聞かれ始めた。 農林水産省が16日、政府備蓄米流通…続きを読む
新たな農林水産大臣に小泉進次郎氏が21日就任した。就任会見ではコメ政策が最優先課題と強調し、早期に5kg3000円台に下げると強い意欲を示した。自民党では15年、農林部会長に就任して輸出拡大や農協改革に取り組んだ。19年に環境大臣として初入閣後、気候…続きを読む
【関西】トーホーは11月、沖縄県宮古島市にグループ初の事業所を開設する。トーホー沖縄による「キャッシュ・アンド・デリバリー(C&D)」モデルで、「宮古島営業所」と「A-プライス(AP)宮古島店」を出店する。 宮古島へは現在、沖縄本島の沖縄支店から委…続きを読む
業務用酒類卸大手カクヤスのグループ運営会社カクヤスグループは、今期から3ヵ年の中期経営計画「TRANSFORMATION PLAN 2028」(26年3月期~28年3月期)を始動する。基盤である酒類消費量が減少する中、強みの物流機能を軸に受注・配達・…続きを読む
【関西】宝酒造は自社ブランド商品の開発・育成により、ファンづくりを図っていく。国内でのブランド力と宝グループの海外ネットワークを生かし、世界市場での和酒拡大を目指す。ソフトアルコールでは、焼酎ハイボールでアルコール分「5%シリーズ」の活性化を目指す。…続きを読む
昭和産業の塚越英行社長は、「さらなる収益力の向上を目指して、販売面・製造面でのグループ一体となって、事業構造改革に取り組んでいく」と、26年3月期の方針を語った。20日に都内で開催した25年3月期決算説明会の席で明らかにした。事業戦略として、今期は「…続きを読む
肉や乳、卵などの動物性食を植物性由来で再現するプラントベースフード(PBF)に、「貝タイプ」の植物性だしが登場した。不二製油は今春、動物性原料や香料を使わずに貝のような風味を実現する植物性だし「MIRA-Dashi(ミラダシ)C500」を上市、ラーメ…続きを読む
2025年の製パン業界は、人手不足への対応を急ぐ。15日、東京都内で開催された日本パン工業会の総会後会見で、大手製パンメーカーのトップから人手不足が深刻化しているとの指摘が続いた。各社とも短期的には採用を多様化し、労働力市場で競争力を高めることで人材…続きを読む
【長野】水産加工品など製造のスギヨ(石川県七尾市)とマルイチ産商は共同で、6月1日を「スギヨのビタミンちくわ復活の日」として日本記念日協会に共同で申請し、17日に登録された。売上げの約7割を長野県内が占める「信州のソウルフード」の同商品は、2024年…続きを読む
【関西】宝酒造が輸入・販売しているバーボンウイスキー「ブラントン・ストレート・フロム・ザ・バレル」=写真=が、米国で開催された国際的な酒類品評会、サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション(SFWSC)2025で最高金賞(ダブルゴールド…続きを読む