●無えんせき商品をコーナー化 平和堂の24年実績は、食肉加工品全体で上期は前年並み、下期は前年比0.5%増、通期では同0.2%増と前年比微増で推移している。 価格改定の影響もあって、全体的には苦戦が続いている。EDLPの推進などで、前年実績はクリ…続きを読む
●年代別・月別売れ筋商品も強化 サミットの24年実績は、食肉加工品は全体で上期が前年比0.1%増、下期が同3.0%増、通期が同1.5%増と前年を上回っている。 集客策として、上期は割引セールを強化し、下期は期間限定ボーナスポイントを実施したことで…続きを読む
●多様化するニーズにも対応 フジの24年実績は、食肉加工品は全体で上期は前年比0.8%減、下期は同3.7%減、通期は同2.2%減といずれも前年を下回っている。 4月、9月と1年に二度の価格改定が実施されたことで、販促の弱化につながり主力カテゴリー…続きを読む
食肉加工品市場では、原材料価格の高騰などを背景に22~24年にかけて価格改定が実施されている。当初は消費者にもある程度浸透したことで、単価アップにつながり売上げを維持することができたが、25年も原材料価格の高止まりや、物流費高騰、人手不足などのコスト…続きを読む
食肉加工品業界では原材料や副資材、原油などの高騰の影響で22~24年春秋にかけて計6回の価格改定を行った。25年も原材料価格の高止まりや、物流費高騰、人手不足などによりコストアップの状況が継続していることから、有力メーカーでは、さらなる価格改定を実施…続きを読む
壱岐焼酎は、米麹3分の1、麦3分の2という独特の製法で作られた焼酎だ。壱岐酒造協同組合には現在、七つの蔵が所属。そのうちの1社である壱岐の蔵酒造を紹介する。 壱岐の蔵酒造では、伝統的な焼酎造りを行う一方、貯蔵や酵母、配合を変えることで個性を生み出し…続きを読む
全国約1600の酒類メーカーが所属する日本酒造組合中央会は25年、本格焼酎・泡盛を使ったカクテルをさらに浸透させる。バーテンダーの団体と組み、本格焼酎・泡盛を使った定番カクテルを考案。カクテルレシピは業界内で共有し、誰でも使えるようにする。大阪・関西…続きを読む
紅乙女酒造は酒類の市場傾向として、忘年会日程がかつてに比べ、12月3週目に集中するようになった点を挙げる。数自体も少なくなっている分、年末の風景は昔と様変わりした印象だという。商品では主力ブランドが厳しい分、香り系含め、新しい商品を打ち出す動きが各社…続きを読む
小正醸造では、毎年出している「メローコヅル 嘉之助カスクフィニッシュ」が今年で4年目を迎えた。直近の2025版も受注は堅調。市場に根付いてきた印象があるという。 最近注力するのが、麻婆豆腐とのペアリングだ。「黄猿」と「蔵の師魂 The Orange…続きを読む
本坊酒造は芋焼酎市場について、サツマイモ基腐病の影響は抵抗力が強い新品種「みちしずく」の栽培面積が拡大し、今後の原料確保に一定のめどがついたととらえる。同社でも、昨年の製造量はプラスで着地した。 酒類品評会関連では、「ISC(インターナショナル・ス…続きを読む