海苔市場が大きな転換を迎えている。最大産地の有明海の凶作で2年連続50億枚を割り込む不作となり、単価はこの2年で2倍に跳ね上がった。メーカーでは昨年と今年にかけて値上げを実施、消費者の海苔離れが懸念される。商品施策では海苔を使わない商品に注力せざるを…続きを読む
●生産者の育成必要 24年の栃木県産干瓢は、生産者の高齢化問題が改善の余地がなく厳しい状況が続いている。また、夏場の高温によって畑作業に影響が出ており、特に高齢農家にはかなりの負担になっている。 作柄としては23年と比べ反収は良かったもようだ。ま…続きを読む
●高温などに強い品種開発を 農産・海産乾物市場は野菜の高騰が続く中、乾燥野菜などの販売が好調に推移している。また、日持ちがしてロス削減になる乾物を選択する消費者が増えている。近年の温暖化によって、農産物は干ばつや高温障害など多大な影響を受けており、…続きを読む
キッコーマンは、年末の最需要期に向けてマンズワインが造る日本ワインのスパークリング「酵母の泡」の提案力の底上げに取り組む。日本のスパークリングワインで乾杯というテーマで展開し、年末年始の泡需要を喚起する。 酵母の泡の販売は、23年実施の価格改定の影…続きを読む
日本酒類販売は、スペイン産スパークリングワイン(カヴァ)「コドルニウ」の提案に注力する。加えて、販売が好調なイタリア産高品質ワイン「ボッテガ」や、大容量のBIB(バックインボックス)製品を主軸に、ブランドの育成を進める。 物価高を背景にワイン市場で…続きを読む
国分グループ本社は10月発売の缶ワイン「ブリー セッコ」の提案を進め、ワインの新しい販売チャネルを開拓する。既存の家庭用・業務用への提案に加えて、新たにアウトドア需要を取り込みたい考え。かねてから進める酒食のマッチング提案も推進。缶詰との好相性を打ち…続きを読む
サッポロビールは販売好調なオーストラリア産ワイン「イエローテイル」の提案を加速する。アウトドアシーンなどで気軽に楽しめるワインとして広告展開や店頭販促を強化し、市場へのさらなる浸透を図る。 イエローテイルの販売実績は1~10月の累計で前年比8%増(…続きを読む
メルシャンは輸入ワインのブランド「メルシャン・ワインズ」を中心に提案し、年末のスパークリングワイン需要を喚起する。「同 サニーサイド オーガニック スパークリング缶」「カンティアーモ スプマンテ」のほか、国産ワインのスパークリングワインの提案に注力す…続きを読む
輸入洋酒を扱う企業からなる日本洋酒輸入協会は5日、恒例の年末会見を東京・京橋モルチェで開き、磯野太市郎理事長(明治屋社長)が足元の輸入数量について、2L以下のワインはコロナ前の19年比で14.8%減と大きく減少していると懸念を示した。 海外産ワイン…続きを読む
24年の輸入洋酒業界では輸入ワインやウイスキーといったカテゴリーで生産者来日イベントが多数開催された。有力ワインインポーターのモトックスは、取り扱うイタリア産ワイン「テヌータ・ディ・トリノーロ」のブランドセミナーを11月29日に同社東京オフィスで開催…続きを読む