●コロナ禍の苦境乗り切る コロナ禍で飲食店の休業・時短のみならず酒類の提供自粛などにより、売上げは7割減、8割減と大打撃を受けた業務用酒販店。現在、活況を取り戻しつつある居酒屋なども、経営の基盤となる店舗数は戻ってはいない。コロナ禍の苦境を乗り切る…続きを読む
●新店業態の潮流に変化 昨年5月に新型コロナウイルスの感染法上の扱いが5類へと移行し、規制のない営業が常態化してから1年が経過した。日本フードサービス協会の外食産業市場動向調査によると、外食全体の2024年5月度の売上高は前年比6.3%増、コロナ以…続きを読む
●価格など多様なニーズ対応 CVSの酒類を含めた消費環境は、昨年5月からのコロナ5類移行による行動制限の完全な解除による人流の本格的な回復、インバウンド需要、猛暑の追い風に加え、コロナによる家飲み需要も一定程度定着したとの声も聞く。今年もカテゴリー…続きを読む
●食物販に波及効果大 酒類の量販機能に限れば、ディスカウントストアやドラッグストア、オンラインチャネルが台頭し、スーパーにかつてほどの優位性があるわけではない。一方、ここ数年で「家飲み」シーンが増加したことを契機に、ワインや洋酒、日本酒などを用いて…続きを読む
◆酒の楽しさ原点に プレミアムスーパー「明治屋ストアー」を国内外に展開する明治屋。「洋酒の明治屋」として、酒の楽しさを伝えようとストーリー性を重視した需要創造に挑戦している。磯野太市郎社長・小売事業本部長に聞いた。(聞き手=杉田尚日本食糧新聞社長、…続きを読む
酒類市場の今後を考える時、24年夏の時点で重要と思われるのがビール類とノンアルコール飲料だろう。全体の3分の2とされ市場で最大ボリュームを占めるビール類は、酒税改定に起因する構造変化の真っ最中。一方のノンアルコール飲料は健康志向の高まりをはじめとする…続きを読む
新型コロナウイルス禍で生まれたうねりが、酒類業界に変革を迫っている。あえて飲まない選択肢が広がり、外飲み文化も変わりつつある中、「量」を追う売り方は消えゆく運命にある。「質」で選ばれる時代への生き残りをかけて、高単価でも売れる付加価値創出への改革は待…続きを読む
酒類を炭酸水で割る飲み方が、カテゴリーの枠を超えて急速に広がっている。ウイスキーハイボールが定着したことで、本格焼酎や紹興酒、ボタニカル(草根木皮)で香り付けした蒸留酒「ジン」などでも炭酸割りが人気を集めるようになった。炭酸割り提案が日本酒業界にも波…続きを読む
大森屋は8月19日発売の今秋新製品で、初のジャバン海苔や菓子ルート限定商品を投入する。 「バリッザクッ海苔わかめ」(53g、標準小売税別450円)は、ごま油と塩味を利かせた韓国風の海苔に、ワカメ、メカブ、昆布、アオサの4種の海藻とごまをあわせ、新食…続きを読む
ニコニコのりは、国産原料の厳しい生産状況への対策を意識した新商品提案を強化している。瀬戸内海産原料を使用したプレミアム商品や、韓国産スサビノリ原料を使用した値頃感のある商品を積極的に投入し、トレンドである韓国海苔のさらなる強化推進、健康・Z世代を切り…続きを読む