雪印メグミルクの23年度上期油脂部門業績は、前年比5.7%増の41億円で着地した。前年度下期から取り組む小型化戦略が消費者のニーズをつかみ、新規取り扱いの獲得など展開面を拡大した。今下期もバターの価格改定など、家庭用油脂にとっては追い風の環境が続くと…続きを読む
J-オイルミルズでは世界的プラントベースブランド「Violife(ビオライフ)」を家庭用・業務用の両分野で展開。21年秋の発売以降、おいしさや健康感、環境負荷低減などさまざまな価値で評価を高めている。23年は同ブランドを通じ、サステナブルな食生活を目…続きを読む
ヒゲタ醤油は、「本膳」をはじめとした業務用の高付加価値品が好調に推移。家庭用は内食減などで減収。醤油全体で販売金額、数量とも前年実績を上回って推移しているとみられる。「本膳」の再仕込み醤油を「濃厚本膳」10LBIBとしてリニューアル。低塩ながら濃厚、…続きを読む
創業117年の広島の老舗醤油メーカー、川中醤油の「さしみ醤油むらさき」が、日本醤油協会主催の「第50回(2023年)全国醤油品評会」で農林水産省大臣官房長賞を受賞。さらに一般消費者が選ぶしょうゆ応援隊賞も受賞して、ダブル受賞した。 同品は、丸大豆を…続きを読む
フンドーダイでは最近、特に東南アジアで現地シェフ含め、甘口醤油への評価が高まっているという。輸出に関して、後発企業として一つの強みに成り得るととらえている。料理用途だけではなく、かけ用途でも引き合いは目立つ。海外向けには、ハラール認証商品も今期から出…続きを読む
大醤の「大醤うすくち」が今秋、「第50回全国醤油品評会」で「農林水産省大臣官房長賞」を受賞した。調味料のOEM・PB製造を得意とする同社は近年、唯一無二の「大阪産(もん)」醤油で注目を集めたが、地元の食文化を支える淡口醤油の品質や味で高い評価を獲得。…続きを読む
日本の醤油文化の伝統継承とともに他にないユニークな醤油造りに挑む湯浅醤油が、23年はさらに大胆な発想の商品を生み出した。春にはドーパミンを補う成分Lドーパを含むムクナ豆入り粉末味噌汁「純真ムクナ味噌」、海底で約半年熟成した「海中熟成醤油」を上市し、1…続きを読む
ヤマモリの醤油部門の今期(23年4~10月)家庭用販売状況は前年並みに推移しているが、売上げ構成に変化がみられる。特に「GABAしょうゆ」「おいしさそのまま減塩しょうゆ」をはじめとする健康系、「ハローキティおいしいしょうゆ」などのキャラクター系がそれ…続きを読む
日本丸天醤油の23年度実績は売上げ5%増、利益は原料高で厳しい状況が続く。10月までの醤油単体実績は売上げを確保したものの、物量は2.2%減。業務用市場が新型コロナウイルスの5類移行後に回復し、価格改定の押し上げもあったが、1LPETの減少が響いた。…続きを読む
ヒガシマル醤油の23年度業績は売上げ、利益ともに堅調に推移している。醤油単体では出荷量が微減も、価格改定により売上げは前年並みを維持。家庭用で好調のフレッシュボトルシリーズには今秋、「昆布だし醤油 塩分ハーフ」を加え、醤油では珍しい“ハーフ”表記で、…続きを読む