馬郡蒲鉾の主力品の一つに「ミンチ天」がある。厳選した魚肉に玉ネギと赤唐辛子を加え、パン粉をまぶして揚げたのが同品。特に地元佐賀では、おつまみやお弁当のおかず、おやつとして親しまれているという。 市場動向として、原料価格に関しては、プライスリーダーで…続きを読む
石川県七尾市のスギヨは秋冬新商品に「NEOあげ 旨辛コチュジャン味」「NEOあげ マスタード&ウインナー味」などを投入する。韓国風の味付けで「かわいらしさ」や若い世代で流行している「韓国らしさ」をパッケージに取り入れ、若い女性をターゲットとして、販売…続きを読む
堀川は原料やエネルギー、物流コストや人件費が継続的に高騰する中、3月に練り製品の価格改定に踏み切った。一方の今秋冬は、冬の主役であるおでん関連で使い勝手の良い詰め合わせ商品や単品おでん種、味噌味のレトルトおでんなどを発売する。 また、ユーザーからの…続きを読む
一正蒲鉾は25年秋冬の提案テーマとして、(1)生活者個々のライフステージに合わせた、きめ細かなおでんの品揃え(2)異なるニーズをとらえた単品おでん具材の提案(3)頻度が高い家飲み向けの品揃え強化(4)価格改定でも伸長する商品、高付加価値商品への注力-…続きを読む
ニッスイのすり身製品を含む家庭用加工品は、4~6月累計の売上高が前年同期を上回った。フィッシュソーセージ類が17%増、「太ちくわ」が12%増と増収をけん引した。また注力する健康領域商品の柱の一つ「速筋タンパク」シリーズも順調に推移。今秋からは新たに4…続きを読む
紀文食品は秋冬の新商品として、「SURIMI」ブランドで5品、キャラクターかまぼこ2品、調理済みおでん1品、揚げ物1品を全国またはエリア別に8~9月にかけて発売した。 中長期的な商品戦略として、同社は今春から「練り製品からSURIMIへ」をテーマと…続きを読む
量販店を主戦場とする家庭用の水産練り製品は、秋冬商戦に向けた有力各社のラインアップが出揃った。とはいえ昨年を上回る高温ラッシュもあり、今年も残暑対応は必須。一部メーカーでは春夏商品の販売期間を延長する。また秋冬商品の発表・販売を従来の8~9月から分散…続きを読む
越後製菓は10月1日価格改定を行い、全商品15%から27%の値上げとなる。値上げ幅が大きくメーカー、流通ともども販売施策は難しい。仙台支店の売上構成比はもち55%、米菓40%、その他5%。柱商品のもちは、昨年のコメ高騰で需要が高まり、PI値(レジ通過…続きを読む
はたけなか製麺の25年8月期の売上げは7億円。年度最終月で欠品が起き、チャンスロスにつながった。また、値上げや景気も影響し安い商品が売れ、伸びにブレーキがかかった。白物、そばともに付加価値商品づくりに力を入れているが、古くからある商品で価格訴求型の「…続きを読む
千坂の8月決算は売上げが前年比2%増。ただ得意先の経営破綻があって、その売上げがなくなり厳しいとする。既存得意先の掘り下げ、新規獲得でカバーしていく意向。 「基幹システムを変え、時間はかかったが、今後力を発揮していくと思う」と同社の千坂晋瑛専務。「…続きを読む