●DS事業は5重点戦略実行 PPIHは22年8月に新中長期経営計画「Visionary2025/2030」を公表しており、その中で25年に売上高2兆円、営業利益1200億円の到達を目標に据えてきたが、このほど1年前倒しで目標を達成した。今後は30年…続きを読む
◇主力事業の取り組み PPIHの前期業績は、既存店売上げが前年比2桁伸長のDS事業がけん引した。PB・OEMは、ブランド認知向上や需要をとらえた商品開発やメディア露出、SNS戦略などにより売上げが前年比482億円増の2461億円、売上構成比が前年か…続きを読む
◇決算から読み解く ディスカウントストアのドン・キホーテ、総合スーパーのユニーを傘下に置くパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)の2024年6月期決算は、売上高が前年比8.2%増の2兆0950億7700万円、営業利益が同…続きを読む
◇有力小売インタビュー 三重県伊勢市に本社を置くぎゅーとらは、地域の人へ食を通じて楽しさを提供することを追求している。オリジナル性の高い惣菜が人気で、メニューのさらなる充実を図るとともに、コスト管理や販売促進の強化を進めている。また、地域貢献活動を…続きを読む
◇有力小売インタビュー 23年6月、社長に就任した佐藤洋一郎氏率いる三重県四日市市の一号舘は、原料加工を担う生鮮3部門と惣菜部門の連携を強化するべく、同年「オールデリカプロジェクト」を立ち上げた。現在、惣菜の売上げは前年比2桁増と好調。さらに食品ロ…続きを読む
◇有力小売インタビュー 生活協同組合コープあいちは今期、来店者・利用者を確実に増やすことを目的に、小規模のイベントや交流会を積極的に実施している。また、10月以降からはキッチンカーの本格稼働も予定している。店舗やイベント会場でキッチンカーを通して、…続きを読む
◇有力小売インタビュー イオンリテール東海カンパニーは今期(25年2月期)、農産部門の強化に一層力を入れていく。まず野菜のプライスリーダーシップを取り、戦略的に決めた品目をスロット陳列で目立たせ、安い価格で売り続ける。石河康明支社長は「お客さまにお…続きを読む
中部地区の主要スーパーである静岡県浜松市のマックスバリュ東海(MV東海)の2025年3~5月期連結決算、スーパーマーケットのバローを中核とする岐阜県多治見市のバローホールディングス(バローHD)の25年4~6月期連結決算がこのほど出揃った。物価上昇な…続きを読む
1995年に北海道へ初進出した加藤産業。年商規模20億円からスタート以降、29期連続で増収を続け、23年9月期は営業収益480億円となった。加工食品を軸に低温や菓子カテゴリーの開拓にも注力し、今年度からの新3ヵ年計画で営業収益500億円を目指す。6月…続きを読む
北海道酒類販売は、コロナ下で苦境を強いられた業務用市場の復調や、総力を挙げ取り組んだ「業務改善」、営業・物流体制強化などが奏功し23年度売上高は788億円まで急回復、営業利益、経常利益とも増益となり、2期連続経常利益率1%超えの好業績につなげた。「営…続きを読む