富士パン粉工業の前4月期は、売上げは横ばいだったが値上げが浸透し利益が上向いた。同社は全国の専門店、CVS、SM、冷食メーカー、外食業態向けにパン粉を製造・販売している。機能面では、調理済み商品でサクサクした食感を特徴付けられるパン粉や、レンジ調理後…続きを読む
パン粉市場は、価格改定が進み金額べースでは微増となっているが、生産量は微増分にリンクしていない状況だ。インバウンド効果で外食向けは伸長しているものの、市販用は揚げ物をする家庭の減少などで停滞している状態が続いている。一方、和食ブームの中、パン粉メーカ…続きを読む
イートアンドフーズの25年秋冬は、「Hotなハイパフォーマンス中華」をテーマに、2人世帯やファミリー世帯をメーンターゲットにした家庭用新商品4品、リニューアル12品を9月から発売する。 今期の食品事業は売上高前年比6.7%増の229億円、セグメント…続きを読む
日東ベストの冷凍食品部門は24年度、売上高が前年比1.8%増の430億0700万円だった。学校給食は前年を下回ったが、病院・施設分野が伸長し、給食分野全体で前年を上回った。惣菜・外食分野も前年を超えて着地。今期は、冷凍食品事業に重点を置き、畜肉・デザ…続きを読む
メディカル給食向け冷凍蒸し野菜を展開している勝美ジャパンは今期、インドネシアにある世界最大のカルデラ湖・トバ湖の地の利を生かして栽培した品質の高い商品群を前面に打ち出していく。キャベツなどの野菜の千切りや、同社初の揚げ工程を採用した「さつまいものレモ…続きを読む
キユーピーの24年11月期冷凍食品販売実績は、前年比20%超増で着地した。前々期の卵不足からの反動で、販売数量が増加。今第1四半期(12~2月)の業務用も同4.6%増と好調に推移している。今期は、発売100周年を迎えたキユーピーマヨネーズの新たな価値…続きを読む
シノブフーズの冷食事業はOEM受託の惣菜弁当が好調、冷凍おにぎりの国外販売も始まり、25年3月期売上げは前年比70%増となった。今春には冷食開発部専門部署「冷凍開発室」、技術専門部署「研究開発部」を新設し、自社ブランドや開発商品のスピードを上げ、今期…続きを読む
ライフフーズの25年3月期売上高は前年比3.3%増の144億4700万円だった。このうち、冷凍食品事業は6%増の126億円。業務用は外食産業のホテルや観光地が非常に好調だった。家庭用も冷凍果実の増加や生鮮野菜高騰の影響で需要が増加した。 前期は輸入…続きを読む
日清食品冷凍の25年3月期販売実績は、金額ベースで市場を上回って着地した。今期は個食ニーズに対応した商品をより強化することで購入数量を引き上げる提案に注力する。 24年度の冷凍麺市場は金額も食数も前年を超えた中で、同社はともに市場を上回った。ラーメ…続きを読む
大冷は今期、骨なし魚などで価格訴求を強化していく。全体的な物価高騰の中で強まるユーザーの低価格志向に対応する。売上高は前年比2.6%増の264億円、営業利益は同18.9%増の10億円を見込む。 24年度は仕入れコスト削減などにより粗利率は期初の予想…続きを読む