近年はTVでスーパーマーケットが取り上げられることが多くなっている。好意的な内容が大半で、対象となる各社および業界にとっては、プラス効果があり、大変喜ばしいことだと思うが、一点気になることがある▼関西では、数年前に関西進出を果たした首都圏地盤の量販店…続きを読む
新潟のご当地グルメといえば、小千谷・十日町地方の「へぎそば」。今、その業界に異変が起きている。独特の食感を生み出すのに欠かせない「フノリ」が手に入らないのだ▼価格が高騰し入手も困難だ、と関係者は嘆く。飲食店では時短営業せざるを得ないところも出ているそ…続きを読む
朝、六本木で取材を終えて、メゾンランドゥメンヌで朝食をと麻布台まで歩く。まさかの休業日▼メゾンランドゥメンヌグループ代表の石川芳美氏は、今年4月のデザート・スイーツ&ベーカリー展で開催した講演会で、フランスのビーガン・ベジタリアン事情について「子ども…続きを読む
日本の財団がラオスで自立型学校給食の実現に長年取り組んでいる。校庭での作物の自給などをサポートし、資金援助を必要としない持続的な給食モデルの確立を目指すものだ。22年には支援校の成功事例マニュアルがラオス全土の小学校に共有された▼この活動の主体を浦上…続きを読む
「おいしい一杯を作るためなら何でもやります」と胸を張るのは松澤伸明ヤマダイ経営企画部開発室リーダー。同社の看板商品である凄麺の開発に当初から関わっている、いわば「ミスター凄麺」ともいえる人材だ▼人気ラーメン店で長蛇の列に並んでお目当ての一杯を食べると…続きを読む
コロナ禍以降の香辛料メーカー取材を通じて感じることがある。メーカーの規模にかかわらず、設備投資が増えている点だ。その規模は異なるが、設備の更新や増設などの新たな投資が増えている。さらに多いのが原材料の貯蔵量を担う倉庫の新設や増設の動きだ▼コロナ禍時に…続きを読む
飲食店で食べきれなかった料理は、自己責任で持ち帰ろう--。食品ロス削減のための啓発イベント「mottECO(モッテコ)FESTA2024」が7月29日、東京都内で開催された▼会場では関係省庁や自治体、取り組みに賛同する外食チェーン、ホテル、企業などが…続きを読む
7月23日発行の中部食品マーケット特集内で、惣菜企業トップ座談会を企画した。メンバーは日本惣菜協会東海支部長でもある後藤食品の後藤金成社長、まつおかの松岡まち子社長、中部フーズの纐纈直孝社長。中部惣菜業界を代表する3人がそろう貴重な場となった▼座談会…続きを読む
ここ数年、食生活を揺るがすような原料の不作・不漁が後を絶たない。欧州でのオリーブはじめ、日本でも近海のサバ・サンマ・スルメイカ、有明海の海苔、和歌山の梅が深刻な状況となっている。沖縄産のパイナップル、北海道産のアズキも同様だ▼いずれも海水温の上昇や暖…続きを読む
7月19日~8月14日まで夏の風物詩・さっぽろ大通ビアガーデンが行われている。市民の憩いの場、観光スポットでもある札幌テレビ塔、大通公園5丁目~11丁目の6区画を使い、およそ1万3000席が並ぶ▼大通ビアガーデンは1957年からスタートした伝統行事。…続きを読む