7月度の小売業の販売動向は、各業態各社とも前月より伸びが鈍化した。前月とは異なり、前年より土日が一日ずつ少なかったのがマイナスに影響した。猛暑で涼味商材や供給不足が報じられたコメの動きが良かったものの、買上点数の減少などから節約志向の高まりを指摘する…続きを読む
SMの25年3月期第1四半期(24年4~6月)連結決算は、本業のもうけを示す営業利益で苦戦した。10社1事業のうち、6社1事業が営業減益だった。営業収益は前年を上回ったものの、賃上げによる人件費の増加が響き、販管費がかさんだ。 バローホールディング…続きを読む
農林水産省が集計した7月の農林水産物・食品輸出額は、前年同月比2.9%減の1143億円余となり、6ヵ月連続で減少した。 緑茶や菓子類を含む嗜好(しこう)品(12.4%増/124億円)やビール(15.1%増/18億円)、ソース混合調味料(10.2%増…続きを読む
経済産業省が発表した7月度の商業動態統計調査速報によると、同月の食品商業販売額は農畜産物・水産物卸売業10.5%増(3兆7290億円)、食料・飲料卸売業6.9%増(5兆8160億円)、飲食料品小売業0.5%減(4兆1480億円)となった。飲食料品小売…続きを読む
「RDS」=マーチャンダイジング・オン社が運営するスーパー、ドラッグストアなど、277企業6054店のPOS情報から集計された市場データサービス * マーチャンダイジング・オン社は独自のロジックで、RDSスーパー業態の全収集店舗169社33…続きを読む
総務省のサービス産業動向調査によると、24年6月の宿泊業・飲食サービス業の総売上高は2兆4913億2100万円となり、前年同月に比べ6%増加した。単月プラスは27ヵ月連続。 業種別では宿泊業2.4%増(5254億0900万円)、飲食店7.5%増(1…続きを読む
日本豆乳協会の調査によると、24年4~6月期における豆乳類の全体生産量は前年比4%増の10万3467klだった。四半期ごとに国内豆乳生産量を検証している同協会は、1999年の4万5459klから2023年の39万8485klと、25年間で生産量がおよ…続きを読む
総務省が23日に公表した7月の食料消費者物価指数(相場変動の大きい生鮮食品を除く/20年=100)は116.3となり、前年同月比で2.6%上昇した。10大費目の中では光熱・水道(12.9%上昇)、教養・娯楽(4.4%上昇)、家具・家事用品(3.7%上…続きを読む
総務省の家計調査(全国・2人以上の世帯)によると、6月の1世帯当たりの食料消費支出は、物価変動の影響を除いた実質ベースで前年同月比1.5%増となり、3ヵ月ぶりに上昇した。 中分類では外食(10.7%増)など、6項目がプラス。果物(11.2%減)など…続きを読む
日本政策金融公庫(日本公庫)農林水産事業の2023年度融資実績は、前年から886億円減少し4692億円だった。自然災害や経営環境変化に対応したセーフティネット資金が716億円減少した。一方で輸出に取り組む事業者への融資実績は165億円増加し、融資先数…続きを読む