2025年の道内小売・流通業界は、DSを軸にした価格競争が激化しそうだ。黒船来襲ともいわれたロピアが昨年11月の屯田店以降、福住店、清田店、琴似店と立て続けに店舗をオープンし、近隣に既存店を持つスーパー各社は自社の持つ強みを生かして差別化を図る。物価…続きを読む
◇協調領域さらに拡大 日本スーパーマーケット協会(JSA)は6月27日、岩崎高治ライフコーポレーション社長、服部哲也サミット社長、川野澄人ヤオコー社長、原和彦アクシアル リテイリング社長、大高耕一路ヨークベニマル社長ら加盟企業5社のトップによるパネ…続きを読む
◆新エリアへの進出活発化 GMS(総合スーパー)、SM(食品スーパー)のスーパーの業界勢力図が大きく塗り替わりつつある。イトーヨーカ堂の構造改革による閉鎖店舗の一部を譲り受け、各地に積極出店するOICグループのロピア、西友を買収したトライアルホール…続きを読む
◇巻頭インタビュー イオンリテールの古澤康之社長は、今後の環境変化を見据えた上で、GMSが実現すべき将来像を描く。食品を中心とする小売は、カテゴリーごとに購入先として第一想起されるレベルを追求する。そのような強い小売を中心に、施設全体の魅力を高めて…続きを読む
人口減・高齢化で消費市場が縮小する環境にあって、スーパー大手は規模拡大を加速させる成長戦略を描く。さまざまなコストが上昇する中、収益を確保するには売上げ拡大が必須の要件だ。数少ない成長機会を自社の空白地域に求め、新規エリアへの進出に意欲的なチェーンも…続きを読む
岩塚製菓は28日、同社所在の新潟県長岡市と市内工業団地・西部丘陵東地区に進出する協定を締結した。同社は同団地の約1.8haの用地を取得。今後、米菓製造工場を建設する予定で、さらなる生産機能の増強を図っていく。(細山真一) ※詳細は後日電子版にて掲載…続きを読む
国分グループ本社は28日、米国最大級の日本酒のECを展開するスタートアップ「Tippsy,Inc.」(ティプシー社、カリフォルニア州)へ出資したと発表した。米国市場における日本酒EC販売の第一人者である同社との連携を通じ、現地の日本酒文化のさらなる普…続きを読む
うどん文化が根付く香川県の坂出市に本社を構え、事業を通じて県産小麦の生産振興や「讃岐うどん」の伝統継承に貢献してきた吉原食糧。「今期は『次世代の讃岐うどん』を意識した新製品の開発を進めている。時代とともに変化する人の食嗜好(しこう)をとらえ、讃岐うど…続きを読む
昨年創業100周年を迎えた小田象製粉は今期、次なる100年に向け成長投資を加速させている。人材育成、設備増強、製品開発といった自社の競争優位につながる領域を中心に経営資源を投下し、持続可能な成長を支える事業基盤の構築を目指す。新たな取組みとして、「輸…続きを読む
大陽製粉は、「食の未来を照らす、陽るい(あかるい)存在となる。」を目指す姿に掲げる福岡の老舗企業。個性あふれる商品が目立つ。例えば、通常の小麦粉以外へのニーズに応える形で「石臼碾き全粒粉 Break」を提案。原料小麦にこだわることでエグみを抑えた点が…続きを読む