生活協同組合コープあいちは、今期(26年3月期)第1四半期(4~6月)の総事業高が前年比1.6%増の164億2000万円となり、増収減益での着地となった。物価高騰や物流コストの増加など経済環境の逆風が続く中でも、宅配事業の好調が全体をけん引。一方で、…続きを読む
13の会員生協、1都12県を活動エリアとするパルシステム生活協同組合連合会は、6月の通常総会で渋澤温之代表理事理事長、辻正一代表理事専務理事とする新役員体制に移行し、会員生協との連携をさらに強化するなど総合力を追求する。好調が続くミールキットの「お料…続きを読む
コープデリ生活協同組合連合会(コープデリ連合会)は、11~15日にかけてグループ6生協の宅配配達業務を休止した。供給高への影響は、80億円規模に及ぶが、安定して休暇を確保できる職場環境づくりのために今期初めて導入した。 人口動態の推移は、労働環境や…続きを読む
コープ東北サンネット事業連合加盟7会員生協の供給高合計は前期2767億6200万円で、予算達成したところはコープあおもり、いわて生協、生協共立社、みやぎ生協。未達は青森県民生協、コープあきた、コープあいづだった。 今期も会員生協すべて厳しい計画で、…続きを読む
主要地域生協は、前期に続き宅配・店舗事業とも月次ベースで前年クリアを続けている。ただ、店舗事業の収益性や宅配事業における利用人数の減少など、以前からの課題は残したままだ。開発商品の価値を伝える工夫など営業面の努力に加え、国連が定めた「国際協同組合年」…続きを読む
コープさっぽろは今年、創立60周年を迎えた。この間1998年に経営破綻を経験するなど紆余(うよ)曲折の歴史を歩んできたが2007年、生え抜きで若手幹部だった大見英明理事長が就任し、自主再建をスタート。 「おいしいお店」をコアにしたSMの競争力強化と…続きを読む
南九州ファミリーマートは1993年、ファミリーマートのエリアカンパニーとして設立された。現在、鹿児島県では259店舗、宮崎県で131店舗、合計390店舗(2025年7月末時点)を展開している。学校や行政、地域企業との連携事例が非常に豊富。地域密着型の…続きを読む
●惣菜開発で活性化期待 九州の小売動向として、引き続き全国に向け店舗拡大を目指す企業が複数存在する。西友を買収したトライアルホールディングス(HD)は、新規出店の勢いとともに既存店の強さも目立っている。同社の既存店売上高は25年4月まで47ヵ月連続…続きを読む
●24年度最高益に 今春、J-オイルミルズの新トップに就任した春山裕一郎社長。同社初の非食品出身社長として、新風を起こすかじ取りが期待される一方、食用油の業界環境は依然加速度的に変化し、不透明感がまん延する。コロナ下での赤字決算の後、同社ではかねて…続きを読む
物語コーポレーションの25年6月期連結決算は売上高1239億2100万円(前年比15.6%増)、営業利益92億4200万円(同13.1%増)、経常利益90億3500万円(同5.2%増)、当期純利益61億5700万円(同9.1%増)と5期連続で増収増益…続きを読む