キリンビールは25年、消費者の変化を見つめることでニーズをとらえた提案に努める。コロナ下を経て飲酒をめぐるライフスタイルが変わる中、多様な接点や機会を通じ酒類が持つ前向きで豊かな価値をアピールしていく。アルコールメーカーとしての社会的な義務に対しても…続きを読む
相模屋食料(鳥越淳司社長)の25年2月期は当初予想を下回る440億円で着地しそうだ。24年10月度に過去最高実績を上回ったのを弾みに、再度成長を加速させたい。プラントベースフード(PBF)としても注目を集める豆腐関連商品の成長は確実だ。25年も引き続…続きを読む
新進は24年5月に創業130周年の節目を迎えた。コストアップや人手不足などの課題に直面しながらも「ここ数年で積み重ねてきた成果が表れる、意義のある一年だった」と籠島正雄社長は振り返る。25年は野菜加工を強みにもつ事業展開を生かし、市場のトレンドに対応…続きを読む
フジッコ(福井正一社長)は商品の整理と投資の集中を図り、付加価値を高めた商品育成に力を注ぐ。さまざまなコスト増に負けない、強い商品力を目指す。2025年4月から始まる新中期経営計画では、コア事業である豆・昆布製品を引き続き強化し、豆の健康性や昆布の新…続きを読む
エバラ食品工業は、24年から新中計をスタートさせた。国内、海外とも生産体制を整え、海外は昨年タイに新工場を建設。国内は津山工場にポーション調味料の新ラインを導入した。10年後のありたい姿を「おいしさ、たのしさ、あたらしさで食カテゴリーを創造する企業」…続きを読む
森永乳業の大貫陽一社長は2025年、厳しい環境におかれている酪農乳業の現状打破に向け、社内の若い人材とのコミュニケーションなどダイバーシティ(多様性)を重視しながら、サステナビリティ(持続性)を念頭にした長期戦略を描く。25年は大坂・関西万博出展など…続きを読む
雪印メグミルクの佐藤雅俊社長は、25年を「食の持続性」の実現へ向けたさらなる挑戦を進める年に位置付ける。VUCA(変動性、不確実性、複雑性、曖昧性)と呼ばれる将来予測が困難な今、創業以来脈々と受け継いできた精神である「健土健民」を土台とするミルクバリ…続きを読む
カゴメ(山口聡社長)は今年、「国内加工食品事業」では「利益の回復」に最注力する。生活者の高まる生活防衛意識に対応する、さまざまな需要喚起策を実施し、販売数量での成長を目指す。伸長続く「国際事業」では成長をさらに加速させる。また、30周年を迎える「野菜…続きを読む
味の素AGF(島本憲仁社長)は、コーポレートスローガンとして掲げる「いつでも、ふぅ。AGF」の下、「ココロの健幸」に寄与するかけがえのない企業を目指す。同社が誇るスティック製品などで「パーソナル化」を磨き、新たな価値を提供していく。嗜好飲料を通じ、生…続きを読む
ニッスイは長期ビジョン「Good Foods2030」で、30年に海外売上高比率50%、売上高1兆円、営業利益500億円を稼げる企業を目指している。目標達成に向け3回の中期経営計画を進めており、25年度は2回目の中計「Recipe2」が始動。今中計の…続きを読む