公正取引委員会は12日、食品事業者間の商慣行に関する実態調査報告書を公表し、3分の1ルールや短いリードタイムなどの発注側の要求が独占禁止法(優越的地位の濫用)に抵触する可能性があると指摘した。近年、これらの商慣行は食品ロス削減や輸送効率向上の観点から…続きを読む
東洋製罐グループはこのほど、「ごみ白書2025」を公表。生活者の環境やゴミに対する意識やゴミ分別に関する実態などを調べ、同社としての提言を盛り込んだ。資源循環社会の実現に向け、金属や石油など「枯渇性資源の使用量30%削減」を環境目標に掲げている同社。…続きを読む
今年のホワイトデー商戦は、金額前年比6%減と苦戦を強いられたバレンタインと明暗を分けた。KSP-POSの全国スーパー実績(2025年2~3月)によると、食品スーパーの今年のホワイトデー菓子の売上げは金額で前年比2.3%増、数量同1.15%減と、堅調に…続きを読む
日本冷凍食品協会(冷食協)が全国の一人暮らしの学生を対象に実施した「食生活事情に関する調査」によると、約4人に1人が、1ヵ月の食費を1万円以下で抑えていることが判明した。多くの学生が日常的に自炊を取り入れる一方、物価高騰などの影響で、普段の食事に満足…続きを読む
キユーピーが実施した24年度の食生活調査「えがおの食生活研究」で、単身者の食への意識変化が明らかになった。同調査は20~59歳の単身者1500人を対象に行われたもので、コロナ禍を経て顕著となった食生活の変化や価値観の移り変わりを分析。食の満足度向上や…続きを読む
キユーピーが実施した24年度の食生活調査「えがおの食生活研究」で、単身者の食への意識変化が明らかになった。同調査は20~59歳の単身者1500人を対象に行われたもので、コロナ禍を経て顕著となった食生活の変化や価値観の移り変わりを分析。食の満足度向上や…続きを読む
豆腐・納豆業界の厳しい利益構造の一端が、16日に農林水産省が開いた関係者会合で示された。両業界のメーカー・卸・小売業者らでつくる「適正な価格形成に関する協議会豆腐・納豆ワーキンググループ(WG)」で、同省が昨年度行った製配販各段階でのコスト調査結果を…続きを読む
フリーズドライ(FD)製法で乾燥した具材と味噌、あるいはレトルトの具材や生味噌をお椀にあけて湯を注ぐと一杯分のお味噌汁ができる。「タイパ」が重視される現在の生活スタイルに適応した即席味噌汁の特徴は、まずその手軽さにあるだろう。比較的長期の保存ができ、…続きを読む
個食化や簡便化のニーズの高まりを背景に、即席味噌汁市場は現在も緩やかに拡大している。日本政策金融公庫(日本公庫)が1月に実施した「消費者動向調査」によると、食に関する志向では経済性・健康・簡便化の3点が前年に引き続き上位を占めた。中でも経済性志向は2…続きを読む
富士経済は10日、加工食品の国内市場が6年後の31年には24兆8678億円となり、24年比で約2.1%増と緩やかな市場拡大が見込まれるとの調査結果を公表した。昨年12月から今年1月にかけて、食品企業・団体へのヒアリングを行いデータ分析した。調査対象と…続きを読む