大使館登録だけでも7万人。旅行者も含めれば10万人の日本人が暮らすタイで、日系百貨店が苦境に立たされている。8月末には1992年から営業を続けてきたバンコク伊勢丹が撤退。9月にはバンコクで1店舗を展開するバンコク東急がタイの合弁先との関係を解消した。さ…続きを読む
●“一国一城の主”を夢見て タイ・バンコクの「北海道レストラン原始焼スクンビット26」は、札幌に本部を置く「北海道原始焼き酒場ルンゴカーニバル」グループの海外店舗として2014年12月に開業した。 当初から新鮮な日本産の海の幸や、イタリア産巨大ホールチ…続きを読む
【関西】くら寿司の子会社Kura Sushi Asia Co.,Ltd.(以下、アジアくら寿司)は17日、台湾証券市場「タイペイエクスチェンジ」(以下、TPEx)へ新規上場を果たした。日系飲食企業子会社初の上場となる。 TPExでの上場セレモニーのオン…続きを読む
●スパイス業界との奪い合いで塩蔵用確保は難しく ショウガは今夏、家庭用の販売量が大幅に伸びた紅ショウガをはじめ、寿司ガリ、醤油漬けなどショウガ単体の漬物のほか、福神漬などの刻み漬にも使われ用途が広い。20年の各産地は、全体的に天候が安定していたが、生鮮…続きを読む
壱番屋は、インド(ハリヤナ州グルグラム)に「カレーハウスCoCo壱番屋」を8月3日初出店。昨年6月に合弁会社を設立し、今春の開設を目指すも、コロナ禍で時期がずれた。カレーの本場・インド1号店が将来への布石になると期待がかかる。 店舗名は「カレーハウスC…続きを読む
●再来店動機の獲得が大切 タイ・バンコクのスクンビット地区にある「北海道レストラン原始焼きスクンビット26」には、客の関心を呼び込む仕掛けがいくつもある。名物の北海道厚岸産のカキは、提携先の水産会社による水揚げ後、羽田空港近くの特殊な水槽で丁寧に保管。…続きを読む
日英経済連携協定(EPA)が大筋合意した中で、関税削減となる商品の原産地規則などは日EU・EPAに比べて緩和されることが14日までの取材で分かった。英国からの輸入品はEU圏内から原材料を使っていれば英国産品とみなされる。またカナダ産のデュラム小麦を多く…続きを読む
低温物流国内トップのニチレイロジグループ本社は14日、欧州事業のうち英国子会社のテルモトラフィックUK社(以下、TTUK社)が、同国で低温物流を手掛けるケビン・ハンコック社を買収したと発表した。ハンコック社株の50%を2日取得した。同社は「英国のEU離…続きを読む
欧州連合(EU)から離脱した英国と日本の新たな経済連携協定(EPA)が11日に大筋合意したことを受け、財務省は酒類の合意概要をホームページに掲載した。日本産酒類の輸出は関税撤廃など、日欧EPAと同内容が維持されるとともに、本格焼酎(単式蒸留焼酎)の容器…続きを読む
【北海道】土倉は12月下旬から21年2月下旬まで、農林水産省と日本貿易振興機構の輸出促進事業の一環としてフランスの日本食アンテナショップ「匠 TAKUMI」や日本食と観光のイベント「C'est bon le Japon(セボン・ル・ジャポン)」などで主…続きを読む