世界有数の砂糖の生産国であり輸出国でもあるタイで、来年度2020~21年度のサトウキビ生産が2年連続で不作に見舞われそうだ。今年は5月からの雨期になってまとまった降雨があるものの、年初しばらくは小雨のため生育が遅れており、生産農家の団体によれば前期以上…続きを読む
キユーピーは東南アジア地区での展開を加速、シンガポールに現地法人の販売会社を新設する。グループの母体である中島董商店の子会社・MINATO SINGAPORE社(ミナトシンガポール)の株式を取得し、10月からキユーピーの子会社として事業を開始する。東南…続きを読む
大使館登録だけでも7万人。旅行者も含めれば10万人の日本人が暮らすタイで、日系百貨店が苦境に立たされている。8月末には1992年から営業を続けてきたバンコク伊勢丹が撤退。9月にはバンコクで1店舗を展開するバンコク東急がタイの合弁先との関係を解消した。さ…続きを読む
●“一国一城の主”を夢見て タイ・バンコクの「北海道レストラン原始焼スクンビット26」は、札幌に本部を置く「北海道原始焼き酒場ルンゴカーニバル」グループの海外店舗として2014年12月に開業した。 当初から新鮮な日本産の海の幸や、イタリア産巨大ホールチ…続きを読む
【関西】くら寿司の子会社Kura Sushi Asia Co.,Ltd.(以下、アジアくら寿司)は17日、台湾証券市場「タイペイエクスチェンジ」(以下、TPEx)へ新規上場を果たした。日系飲食企業子会社初の上場となる。 TPExでの上場セレモニーのオン…続きを読む
●スパイス業界との奪い合いで塩蔵用確保は難しく ショウガは今夏、家庭用の販売量が大幅に伸びた紅ショウガをはじめ、寿司ガリ、醤油漬けなどショウガ単体の漬物のほか、福神漬などの刻み漬にも使われ用途が広い。20年の各産地は、全体的に天候が安定していたが、生鮮…続きを読む
壱番屋は、インド(ハリヤナ州グルグラム)に「カレーハウスCoCo壱番屋」を8月3日初出店。昨年6月に合弁会社を設立し、今春の開設を目指すも、コロナ禍で時期がずれた。カレーの本場・インド1号店が将来への布石になると期待がかかる。 店舗名は「カレーハウスC…続きを読む
●再来店動機の獲得が大切 タイ・バンコクのスクンビット地区にある「北海道レストラン原始焼きスクンビット26」には、客の関心を呼び込む仕掛けがいくつもある。名物の北海道厚岸産のカキは、提携先の水産会社による水揚げ後、羽田空港近くの特殊な水槽で丁寧に保管。…続きを読む
日英経済連携協定(EPA)が大筋合意した中で、関税削減となる商品の原産地規則などは日EU・EPAに比べて緩和されることが14日までの取材で分かった。英国からの輸入品はEU圏内から原材料を使っていれば英国産品とみなされる。またカナダ産のデュラム小麦を多く…続きを読む
低温物流国内トップのニチレイロジグループ本社は14日、欧州事業のうち英国子会社のテルモトラフィックUK社(以下、TTUK社)が、同国で低温物流を手掛けるケビン・ハンコック社を買収したと発表した。ハンコック社株の50%を2日取得した。同社は「英国のEU離…続きを読む