明治は8月31日、マダガスカル共和国におけるカカオ豆生産農家支援の取組みにより、独立行政法人国際協力機構(JICA)の「JICA-SDGsパートナー」に食品メーカーとして初めて認定されたと発表した。SDGsパートナーは、JICAと関係のある国内の企業、…続きを読む
アフリカ西部に位置するシエラレオネは、1991~2002年に内戦、14~15年にはエボラ出血熱で多くの人命を失った。国連WFPシエラレオネ事務所・副代表を務める津村康博氏に現地でのコメ作りや気候変動について聞いた。 ●増産と収入向上へ 災害予防・緩和に…続きを読む
タイ料理の材料にもなり、近年は健康や美容にも良いとされているココナツミルク。この輸出で世界第2位にあるタイのココナツ産業が苦境に立たされている。きっかけは、7月に米国の動物愛護団体によってインターネット上に投稿された1本の動画。野生のサルを使ってヤシの…続きを読む
●水産の街に拠点構える 8月末で撤退の決まった「バンコク伊勢丹」から、最後のフードコート運営などを委託された日本食材輸出入・催事請負業「SSO213」の新美誠治さんは愛知県の出身。16歳で「手に職をつけたい」と大阪に出て、寿司店に入社した。厳しい徒弟制…続きを読む
日本貿易振興機構(ジェトロ)は食品輸出を計画する日本企業に向け、アジアのバイヤーなど88万人が参加するオンライン展示会「サラダプレート(Saladplate)」内にジャパンパビリオンを設置。出展企業100社を募集する。 「サラダプレート」(https:…続きを読む
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で、母国に戻る職員もいる中、人道支援を継続するため現地にとどまる日本人職員がいる。国連WFPバングラデッシュ事務所の中井恒二郎氏のメッセージを紹介する。 * 3月初旬に日本からバングラデッシュのコックスバザールに戻っ…続きを読む
東南アジアの農業国タイで、今年の農畜産業の成長率がマイナスに転じる見通しだ。昨年からの干ばつでコメやトウモロコシの収穫が落ち込んでいるのに加え、新型コロナウイルスの感染拡大による国際市場の縮小などにより輸出が大きく低迷していることが主な原因だ。中でも主…続きを読む
コンビニエンスストア(CVS)の海外戦略で各社は、独自路線を追求する。セブン&アイ・ホールディングスは米国3位のCVS買収を発表し、北米CVSをグループの成長の軸と位置付ける。伊藤忠商事の完全子会社化を決めたファミリーマーマートは、伊藤忠グループのネッ…続きを読む
●撤退するバンコク伊勢丹から受託 30年近くにわたってタイの在住日本人やタイ人富裕層から親しまれてきた「バンコク伊勢丹」が撤退を表明して4ヵ月。市街中心部のラチャプラソン地区にある同店は、かつてないほどのにぎわいを見せ、有終の美を飾ろうとしている。 ほ…続きを読む
新型コロナウイルスの世界的拡大もあり、20年1~6月のNC輸入量は前年比6.2%減の13万8629tと久々のマイナス推移となった。一方、米国以外の地域では価格の柔軟性も見られ、今後の天候要因なども比較的ポジティブな見方が強い。世界的市況は依然として不透…続きを読む