カップ式自動販売機の調節ボタンといえば「砂糖」「ミルク」などだが、いま広がりつつあるのが「とろみ」をつけられる機能だ。ドリンクに「とろみ」をつける? 誰が注文するのかと思うだろうが、超高齢化社会の日本では今後ニーズが高まると考えられる。年齢とともに、噛…続きを読む
毎年1月に、オランダのアムステルダムにあるライ国際展示場で開催されるHORECAVA。毎年、面白い展開を見せている展示会で紹介された2020年の外食産業トレンドをレポートする。 オランダ最大級の外食産業展示会「HORECAVA」 HORECAVAとはH…続きを読む
コンビニエンスストアのおでんは転換期のようだ。セブンイレブンで販売を停止する店舗があるほか、ファミリーマートの一部店舗では今までのおでんを一変させた。数あるコンビニの商品の一つに過ぎないのだが、「おでん」の変化に様々な消費側と提供側の事情が見えてくる。…続きを読む
いま英国でジンと言えば誰もが興味を示すほど人気がある。この流行は年々勢いを増す一方だ。毎年およそ50のジン醸造所が立ち上がり、倒産する醸造所はひと握り。ジュニパーベリー(ねずの実)風味の典型的なドライ・ジンはもう古い。個性的なボタニカル(香草・薬草類)…続きを読む
令和2年が始まった。超高齢化社会が訪れるなか「フレイル」「ロコモティブシンドローム」「サルコペニア」という言葉を耳にするようになったのではないだろうか。言葉は聞いたことがあるが、それぞれの意味を正しく説明できる人は多くないだろう。どれも加齢により、体の…続きを読む
自然災害大国である日本。2019年も、地震や記録的台風・土砂災害など例年以上にあらゆる自然災害が発生した。セコムが20代以上の男女に実施した「防災に関する意識調査」では、約9割が「今後の災害増加を懸念」と意識が高まっており防災対策をする人は4割超えてい…続きを読む
「ジビエ」という言葉は、ひと昔前までは一部の食通にしか知られていなかった。しかし、農林水産省や自治体の野生鳥獣被害対策の一環で食材名称として使用されるようになったことで、急速に食シーンの一般名詞となりつつある。元々、冬の狩猟シーズンには、ぼたん鍋(いの…続きを読む
グローバル化が進み、海外に住んでもあまり戸惑いなく過ごせることも増えてきた。筆者が住む東欧のジョージアにも欧州の大手スーパーがいくつも進出し、市場へ行かなくても買い物が可能である。売っている品物や銘柄は日本のスーパーと異なることもあるが、気に入ったもの…続きを読む
低糖質ブームとともに、タンパク質に関心が高まっている昨今、手軽にタンパク質を摂取できる食品の市場が広がりを見せている。高タンパク質商品が各社で発売されており、タンパク質補助食品に関しては、2019年の市場は前年比1割増の1453億円(富士経済調べ)が見…続きを読む
欧州で急速に利用者を増やしている食品ロス防止アプリ「Too Good To Go」。前回のコラムでは誕生の背景についてご紹介したので、今回は「システムに参加している店舗の声」と「実際に使ってみた感想」など、筆者が住むオランダでの生の声をお伝えしたい。 …続きを読む