料理人の本分を食分野におけるクリエイション全般ととらえ、従来の料理人の働き方に風穴を空けるような新世代料理人が生まれている。従来の料理人の典型像といえば、10年ほどの修業をへて独立し、営業前の仕込みから夜遅くまで自ら店に立つというスタイルだろう。そうし…続きを読む
2017年から発売している宝酒造株式会社の「寶CRAFT」シリーズ。国内の特産品を使用したこだわりのクラフト焼酎は、じりじりと人気を定着させ、スーパーなどでは定番の商品の一つとなっている。地域限定商品であり、特産品の需要の拡大、話題の喚起といった効果を…続きを読む
スーパーで量り売りして買うものといえば、どのような品物があるだろうか。日本の場合、思い浮かべるのが難しいほど、商品の多くはすでにパッケージングされており、店舗側から提供されているサイズで購入するのが一般的なスタイルである。しかし、東欧・ジョージアでは、…続きを読む
素朴だが濃厚な甘みと独特の食感で古来日本で愛されてきた干し柿。その中でもブランド干し柿といわれるもののひとつが富山特産の「三社柿の干し柿」だ。 富山県南砺市の東太美干柿委員会では、この三社柿(さんじゃがき)の干し柿を使い、干し柿産地における課題であった…続きを読む
佐賀県で長年愛され続けている菓子に村岡屋の「さが錦」と鶴屋の「元祖丸房露」がある。いずれも歴史ある伝統銘菓であるが、近年その伝統を踏襲しつつ新しい視点で開発した新商品が発売され話題となっている。それぞれ異なる視点から伝統銘菓をアップデートさせた成功事例…続きを読む
2019年に若者にはやった食といえば、「タピオカミルクティー」に尽きるだろう。夏にかけて出店ラッシュだったが、その流れは都内だけでなく地方へも広がった。タピオカは第3次ブームと言われたが、これほど広域に広がるとは、はやり初めの頃は予想する人は少なかった…続きを読む
人生100年時代がやってくる。あなたはその時代に向けての準備をしているか?と聞かれ、「もちろん!」と答える人はどれぐらいだろうか。昨年からさまざまな場所で取り上げられている「人生100年時代」という言葉。定年を60歳とした場合、100歳までの期間は40…続きを読む
食品廃棄は現在、世界的に大きな社会問題である。それは当地オランダを含むヨーロッパでも同じことだ。企業レベルでは取り組みがあっても、消費者レベルまでの取組みは、案外難しいのが現状ではないだろうか。今回紹介する「Too Good To Go」は、デンマーク…続きを読む
食クリエイターたちの実験やプレゼンテーションの場「ツカノマノフードコート」を、フードプロデューサーである筆者ら20代後半の運営委員会メンバー4人で東京・渋谷に作りだした。10月から4ヶ月間限定で毎週異なるシェフ達により前衛的でアイディアフルな料理が振る…続きを読む
イチジクは7月ごろから旬となり11月ごろまで目にする人気の果物だ。人気の理由はおいしさはもちろん、健康をサポートする栄養素の豊富さや料理での汎用(はんよう)性の高さもあるだろう。イチジクの生産量のトップ愛知県では郷土料理にもイチジクが登場する。今回はイ…続きを読む