溶きと保存に包材利用、業務用「わさび革命PF15」新発売(三和食品)
三和食品(株)(群馬県太田市、0276・37・8055)はこのほど、本わさび入り粉わさびシリーズを業務用向けに新発売したが、そのなかで商品包材をわさびの“溶き”と“保存”に利用できるアイデア商材を開発(特許出願中)。10月から本格発売に踏み切った。
新製品は、「わさび革命PF15」(一五〇g、キャップ付き袋)。調理師などの要望にこたえ、既存の粉わさびの欠点をカバーするため開発したもの。通常は粉末のため常温での長期保存が可能で、冷蔵コストなどが不要。容器には、水を入れるラインが表示してあり、だれがやっても、二~三分で均一の練りわさびが出来る。使い切らない場合は、キャップの栓を締め冷蔵保存すれば、辛さや風味など「従来品の五倍は長持ちする」。商品は、本わさび入りのため練ったものに特有の風味があり、「ホテル、居酒屋、そば屋などに訴求したい」としている。同品は、水で練った出来上がりで六〇〇g。
荷姿は八×六、一袋希望卸は三四五円となっている。
なお、従来同様の粉末の「わさび革命」は、五〇g缶入り(一二×八、希望卸一四〇円)、三五〇g、一キログラム各袋をそろえている。