農林水産省、豆腐・納豆コスト調査公表 低利益構造が鮮明に
豆腐・納豆業界の厳しい利益構造の一端が、16日に農林水産省が開いた関係者会合で示された。両業界のメーカー・卸・小売業者らでつくる「適正な価格形成に関する協議会豆腐・納豆ワーキンググループ(WG)」で、同省が昨年度行った製配販各段階でのコスト調査結果を公表。納豆1パック(40g×3個)当たりメーカー営業利益は1.2円で、単位当たり利益率は約1.3%と低水準であることが分かった。
小売段階でも豆腐一丁(300g)当たりの営業利益が1.9円で約1.8%、