変革時代の組織育成(10)あるべき姿、見直す時期に

連載 総合 2019.08.05 11920号 03面

 日本企業の雇用環境が急激に変化している。経団連会長や大手メーカーの社長が終身雇用の時代ではないと明言する。大手から中堅企業まで、45歳を平均とした早期退職を実施する会社が続出している。50代早々で役職定年を迎えてしまう会社も少なくない。一方で優秀な新卒や若手人材を獲得するために、1000万円を超えるような破格の給与を提示する、20代で管理職に抜てきをする、20代で必ず海外経験をさせるなど必要な人材を囲い込む施策も続々と出てきている。労働人口が減少する中で、人材の需要と供給の

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

書籍紹介