東北卸流通の力 リーダーに聞く

東北卸流通の力 リーダーに聞く:山形丸魚・鈴木徹郎社長 水産卸の新たな行き方を模索

卸・商社 2020.09.28 12123号 10面

 山形丸魚の鈴木徹郎社長の入社は1991年。食品営業に10年携わり、その後水産管理、営業と長く関わってきた。5月末に社長就任した。現状で一番頭が痛いのは、カツオ、イカ、サンマ、サケといったボリュームの大きな魚種が不漁続きということ。自然現象だから仕方がないというわけにはいかない。しかし、この減少を食品でカバーというのも簡単ではない。製造業を新規に立ち上げ、売上げ減を創意工夫でカバーしていく。異業種でのサラリーマン経験もあり、柔軟な発想でのかじ取りに期待も集まる。

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