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大沼弘輝社長(左)と長い取引のヨークベニマルの芳賀英文非常勤顧問
自慢のきびだんごなど詰め合わせ
大沼製菓直売店舗
地方の中小菓子メーカーは多いが淘汰(とうた)も進んでいる。販路先の獲得とそのための競争で体質を弱めている。単品大量生産だったらいいのだが、求められるのは多品種だ。店舗に陳列する際には多くの種類があって、選ぶ楽しみに対応しなければならない。当然、生産性は悪くなる。「買いやすい価格と売りやすい価格が生まれる。この流れが進んでいったら、中小メーカーはますます成り立たなくなっていく」と大沼弘輝社長は危機感を持つ。(三沢篤)
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