海苔特集 シェア=3000億円市場めぐりブランド競争展開

小売金額で三〇〇〇億円に達する海苔市場での加工海苔メーカー、問屋のシェア争いは市場規模が膨らんでいないだけに熾烈化の一途をたどり、有力筋へのシェア集約化が進み、ブランド競争が展開されている。 海苔の市場規模は、一般に小売金額ベースでその年の水揚金額の三倍というのが定説になっている。生産量の九五%が焼海苔・味付海苔などに加工されるが、加工による付加価値、流通・販売、販促コストなどを含めて、メーカーの生産販売ベースでは、小売金額の六・八掛説が有力。ここ数年

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