バレンタイン商戦、SM6%減と劣勢 本命は百貨店

菓子 ニュース 2025.03.28 12912号 01面
食品SMのバレンタイン菓子売上げ・平均価格推移

食品SMのバレンタイン菓子売上げ・平均価格推移

 バレンタインの楽しみ方が多様化する中、今年は消費者の購買チャネルの使い分けが一段と鮮明化した。KSP-POSの全国スーパー実績(2025年1~2月)によると、食品スーパーの今年のバレンタイン菓子売上げは金額6.1%減、数量11.8%減と続落した。カカオ原料の高騰などを背景に平均単価が前年比7ポイントも上昇したことで、生活者の購買意欲が薄れた可能性がある。ジェイアール名古屋高島屋や松屋銀座などの都市型百貨店のバレンタイン催事は、来店数・売上げともに2桁増。チョコレート全体の値

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