日本丸天醤油の24年度実績は10月まで売上げが前年比6%増で推移し、利益は副資材原料費の高騰が響いて厳しい状況。醤油単体は業務用市場回復と4月の価格改定効果も加わって同13%増だが、ぽん酢は8月に実施した値上げの影響で秋以降の動きが鈍化している。一方…続きを読む
ヒガシマル醤油の24年度は60周年露出効果の「うどんスープ」が業績に貢献。家庭用はフレッシュボトルシリーズの好調、業務用も外食市場回復と人手不足を補う複合調味料の伸長で、11月までの全社業績は順調で、醤油、その他調味料とも増収増益を見込む。 家庭用…続きを読む
正田醤油の前11月期売上げは前年比2桁増で着地するとみられ、業務用がけん引した。3月に価格改定を行って加工用、中食、外食の主要チャネルで前年実績を超え、海外輸出も伸ばした。大幅な増収だが、営業利益は前年並みにとどまり、値上げでようやくコスト増を吸収で…続きを読む
ヤマサ醤油は今12月期、業務用売上げを回復して増収で推移している。コロナ後の外食回復にインバウンド消費が加わった。家庭用も前年実績を上回って「鮮度生活」300mlを浸透させた。千葉県推奨の「黒アヒージョ」アンバサダーとして醤油の新たな魅力も発信してい…続きを読む
キッコーマン食品の今期4~9月売上げは前年比5%増と好調に推移し、トップブランドの「いつでも新鮮」シリーズで特に大容量620ml、だし醤油を伸ばした。今冬からすき焼き提案を推進して王道メニューを訴求。調理と醤油への関心を誘い、トライアル購買を促進する…続きを読む
醤油市場は24年、出荷量の下げ止まりが久しぶりに見られ、価格改定が浸透して収益改善も進んだとみられる。国内外で単価が高まって価値向上。輸出を増やして国内消費減をカバーする、成熟市場の継続策が明示できた。値上げによる増収効果は一時的。平年に戻る来年以降…続きを読む
赤城乳業は10日、「ガリガリ君リッチミルクミルク」を全国発売する。2006年にガリガリ君リッチシリーズとして初めて発売したフレーバーの企画を復活させた商品で、当時のパッケージやおみくじスティックを再現。(紫藤大智) ※詳細は後日電子版にて掲載いたしま…続きを読む
ウェザーニューズは5日、企業向け気象情報「ウェザーニュース for business」で、今冬の「大雪対策コンテンツ」の提供を開始した。72時間先までの高精度の積雪予測や影響ピーク時間を把握できる。大雪リスクに備えた店舗の開店・閉店判断や、従業員の出…続きを読む
駅弁の製造販売を手掛ける花善(秋田県、創業1899年)、まねき食品(兵庫県、同1888年)、松浦商店(愛知県、同1922年)の老舗3社は、駅弁の文化継承と海外輸出を目的に「EKIBEN WORLD TEAM」を結成。「日本の駅弁を世界のEKIBEN」…続きを読む
キユーピーはレギュラーマヨネーズの賞味期限を12ヵ月から13ヵ月に延長する。家庭用主力容量の450gと350gで12月製造分から実施。併せて年月日表示を年月表示に切り替える。 同変更により、家庭での賞味期限切れロスや流通段階での納品・販売期限切れロス…続きを読む