マーガリン類特集2024
マーガリン類特集:業務用=人流の回復などで需要増
業務分野のマーガリン類は、主に製菓・製パンの最終市場の必須素材として重要な役割を担っている。乳原料の高騰による代替需要に加え、生地への練り込みや折り込みによる食感や風味、劣化防止などの機能面で最終商品の価値向上に貢献している。
日本マーガリン工業会調べによる24年1~9月までの業務用マーガリン類の累計生産量は前年比1.2%増の11万7952tで推移。うち、マーガリンが0.4%増の9万8800t、スプレッドが5.5%増の1万9152tと両カテゴリーと