味食研の塩事業の前期(25年7月期)売上げは前年比4%減となった。売上構成比の大半を占める業務用はあらゆるコスト高騰に伴う値上げが響いた。一時の落ち込みは脱しているものの厳しい状況は変わらず、木葉裕章社長は「今後も焼塩ならではのメリットをアピールして…続きを読む
天塩は赤穂化成を主軸とするAKOグループの一角として「赤穂の天塩」などの販売を担う。24年は梅の不作や夏以降の野菜の高値が大きな影響を及ぼしたとみられ、25年5月期決算まで厳しい状況が続いた。市販品はやや落ち込んだが業務用は伸長し、トータルで見ると前…続きを読む
米国のハーブ&スパイスソルト「クレイジーソルト」の輸入販売を行う日本緑茶センターは、同シリーズ全体の数量が24年は前年比3%増だった。中でも「クレイジーガーリック」の動きが良く、同20%増で推移した。コロナ禍以降のニンニク商品の需要伸長とノンフライガ…続きを読む
伯方塩業の24年度は、昨年6月の梅干し需要期に梅が歴史的な凶作だったことから塩の売上げが大きく減少したのに加え、冬野菜の高騰の影響もあり前年実績を下回る厳しい着地となった。ただ業務用ルートでは、インバウンド需要の増加でホテルやレストラン向けといった外…続きを読む
マルニは今期、関眞典社長が率いる新体制をスタートした。前期に環境や流通・販売現場に配慮した新包材「エンリッチ塩」でメッセージ性ある施策を始めたが、今期は社内改革とともに営業強化、新「エンリッチ塩」のさらなる浸透と塩以外の新規事業に目を向けて変革を進め…続きを読む
日本海水は家庭用塩の24年売上げが前年から微減し、24年産梅の不作が影響したと推測する。業務用塩は例年と同程度で推移し前年並み。同社では塩の新しい用途開拓として陸上養殖や人工海水などにシェアを見いだし、新規拡販活動にも取り組む。今期は「瀬戸内の結晶」…続きを読む
塩事業センターは公益財団法人として塩に関する調査研究に取り組むとともに、関係各社との連携で生活者に欠かせない生活用塩の安定供給や緊急時のための備蓄業務などを行っている。 24年度の同センター生活用塩販売数量は、「食塩」シリーズや大袋タイプなどの「国…続きを読む
シマダヤの25年秋冬の商品展開は、コア事業の家庭用チルド麺や、業務用冷凍麺、成長戦略に位置付ける家庭用冷凍麺の価値向上を図り、収益基盤の強化に取り組む。家庭用チルド麺では基幹ブランド強化や焼麺、中華カテゴリーの強化、顧客満足度向上を図る。家庭用冷凍麺…続きを読む
●単価増へ付加価値メニュー 三井物産流通グループは7月24、25日、パシフィコ横浜で開催した総合展示会「フードショー2025」で、大衆居酒屋業態の企画として、烏龍茶などを使ったノンアルコールカクテル「モクテル」や低糖質アーモンドミルクと電気ブランを…続きを読む
ケイエス冷凍食品の25年秋季は、主力品の冷凍「肉だんご」の食卓登場回数を上げるブランディングの取り組みを継続する。「鶏つくね串」の新規顧客獲得に向けた「ヤンニョム味」を追加。業務用は小売店舗でのインストアシェア拡大を企図したデリカ用使い切り「たれで食…続きを読む