全国焼き肉繁盛店特集:新潟「焼肉レストラン南大門燕三条店」

2000.09.18 212号 3面

新潟駅のJR新幹線・燕三条駅付近は、注目の郊外エリアで「県央」と呼ばれている。

「焼肉レストラン南大門燕三条店」は、この県央エリアにオープンして二年たつ焼き肉店。昭和48年にオープンした「焼肉飯店南大門本町店」(三条市本町一)に続いての二号店である。

「本町店は昔から上質の和牛を提供し続けてきており固定客も多いので、こちらはちょっと雰囲気を変えて、ファミリー層や若者のお客さんが気軽に和牛を楽しめる焼き肉店としての店づくりを心がけました」と、語るのは、代表取締役の小林晃雄さん。

メニューの方も、メーンは極上の和牛だが、カジュアルな客層を意識して、低価格の輸入牛を取り入れたり、「ギュウギュウセット」(三~四人前・三二五〇円)、「ファミリーセット」(三~四人前・二六〇〇円)など、手軽な価格でボリューム満点のセットメニューを重点的にするなど、客層に合わせた作りになっている。

気軽に利用できる雰囲気を大切にしながらも、ひとつひとつオリジナルの器で提供されるメニュー、ゆったりと落ち着けるように設計された店内、そして丁寧な接客などから気品をもった店づくりへのこだわりが感じられる。

「良質吟味、真心でおもてなし」をモットーに、最高の素材を自信を持って提供。これこそがレストラン南大門燕三条店の繁盛の理由だろう。

○店舗メモ

◆「焼肉レストラン南大門燕三条店」(新潟市三条市須頃一‐六八、0256・34・7317)営業時間=午前11時~オーダーストップ午後2時、4時~オーダーストップ11時、日曜・祭日は午前11時~オーダーストップ午後10時30分、火曜定休/席数・坪数=一二〇席・九五坪/店主=小林晃雄/客単価=昼一五〇〇円、夜二八〇〇円

○売れ筋メニューベスト3

〈一位〉ギュウギュウセット(三二五〇円=カルビ、ロース、ミノ、タン塩、野菜など三~四人前セット)

〈二位〉和牛ハラミ(八〇〇円)

〈三位〉石焼ビビンバ(八〇〇円=カルビクッパとともにご飯ものの人気メニュー)

○私の愛用食材:和牛リブロース

「焼き肉店ですので、こだわる食材といえばやはり肉ですね」と小林広美料理長。こちら燕三条店よりもずっと早く、昭和48年にオープンした本町店でも開店当初からの自慢のメニュー「リブロース」(店では二〇〇gの厚切りにして三六〇〇円で提供)を紹介してくれた。

「牛肉自体にうまさがありますし、うまみの中にある甘み、そしてコクが輸入牛とは全く違います。価格にこだわらないならやっぱり和牛が一番おいしいと思いますよ」と自信満々。

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