数字で読み解くフードサービストレンド:2025年の外食・中食市場規模は過去最高22.84兆円の見込み

2026.03.02 565号 06面
外食・中食市場規模推移(兆円)と前年比%

外食・中食市場規模推移(兆円)と前年比%

 ●前年比3.3%増

 サカーナ・ジャパン(エヌピーディー・ジャパンより社名変更)が提供する、外食・中食市場情報サービス『CREST』によると、2025年1~12月計の外食・中食市場規模は、22.84兆円、前年同期比3.3%増、コロナ禍前の2019年比約8.3%増の見込みで、調査開始の2014年以降で最高規模となる見込みです。

 外食・中食市場規模は4年連続で拡大し、過去最高を記録する見込みです。ただし、インフレや値上げの影響による、1人当たりの客単価の大幅な上昇が大きく寄与しています。コロナ禍前の2019年と比べると客単価は約18%上昇しています。一方、食機会数(客数)は、2025年に前年比で減少する見込みで、コロナ禍前比では約8%減となっています。

 インフレの影響で、節約志向が高まり、外食・中食を控える消費者の動きが見られます。今後は、タイパ・コスパの訴求や、ちょっとした贅沢感やご褒美といった付加価値の提供が重要となります。

 (サカーナ・ジャパン 東さやか)

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