消費者が節約志向を強める中にあって、日本人の野菜消費は堅調だ。生産・流通側のコストアップとは裏腹に価格が安定していることがあり、消費者にとってはコメ同様、暮らしと健康を支えるありがたい存在となっている。(佐藤路登世)
詳細 >釜めし・炊き込みご飯の素は今上期、前年実績並みで推移して健闘している。強みにする豊かな具材だが、使用する農産、畜産素材が軒並み値上げ。多くのメーカーで販売促進費が控えられている。需要期の秋商戦は多くの小売業で相対的に安 […]
詳細 >ドラッグストア(DgS)業界は日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)が主導して医療制度の補完やセルフ・メディケーションの促進などの機能を備えた健康生活拠点(健活ステーション)化の推進を計画している。その柱の一つが […]
詳細 >地域ごとに親しまれ、郷土料理などというほどでもない普段の食卓に登場する四季折々の料理。多くに乾物が使われ、戻して煮てと時間をかけ食卓に上がる。山形、秋田県で主に盆、年末年始に食べられる棒タラ、カラカイ(カスベ)はその最 […]
詳細 >「過去に経験したことがないほど」(メーカー)の輸入原材料価格の上昇など種々のコストアップが重なり、複数回の価格改定を実施してきた22年度のチーズ市場は、金額ベースで前年をクリアした一方、物量ベースではダウン。23年度に […]
詳細 >日本は世界一高い高齢化率28.8%(2021年版高齢社会白書)で、25年は約30%、60年には40%に達すると見込まれている。農林水産省は介護食品に対する潜在的ニーズを約2兆9000億円(13年=要介護認定者数584万 […]
詳細 >新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが5月に5類に引き下げられ約4ヵ月が経過した。コロナ禍が収束に向かい人流が回復する中、各地の観光施設などではコロナ禍前を超える活況を呈するなど業務用市場が復活へと動きを見せ […]
詳細 >23年は、3月13日以降のマスク着用個人判断、5月8日の新型コロナ5類感染症移行など、コロナに対する規制も大きく緩和された。札幌では6月に「第32回YOSAKOIソーラン祭り」「北海道神宮例祭 札幌まつり」、7~8月に […]
詳細 >貧困、格差、ジェンダー、環境、健康–。2015年に策定され、2030年を達成年限とするSDGs(持続可能な開発目標)の「中間年」を迎えた今、新型コロナウイルス感染症や気候変動、ロシアによるウクライナ侵攻、食 […]
詳細 >スパイスを取り巻く環境が大きく変化している。市場を見ると、これまで成長を続けてきた家庭用の分野ではコロナ禍からの回復で内食化傾向が鈍化し、その成長に陰りが見える。業務用はその裏返しで回復基調にあるものの、最終製品が家庭 […]
詳細 >