コメビジネス最前線特集2023
食料安全保障の観点から、唯一自給可能なコメへの関心が高まる一方、消費量は伸び悩んでいる。だが、新たなビジネスが誕生し、日本人の主食・コメをめぐる業界は、変革期を迎えている。(佐藤路登世)
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◆コメビジネス最前線特集:持続可能性に新ビジネス 自給できるコメは変革期
コメ・もち・穀類 特集 2023.10.11食料安全保障の観点から、唯一自給可能なコメへの関心が高まる一方、消費量は伸び悩んでいる。だが、新たなビジネスが誕生し、日本人の主食・コメをめぐる業界は、変革期を迎えている。外食では国内外でおにぎり店が流行し、中食分野では炊飯企業の間で、海外展開を視野…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:価格動向=新米値上がり必至 猛暑、ターニングポイント…
コメ・もち・穀類 特集 2023.10.11コメがいよいよ値上がりに転じる。産地が卸業者に販売する相対取引価格(60kg当たり・全銘柄平均)は、前年より706円高の1万3961円でスタートし、8月までの平均価格は前年比1047円高の1万3851円となった。コメ余りに伴う米価下落の対策として、国…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:作柄=34都府県は「平年並み」
コメ・もち・穀類 特集 2023.10.11農林水産省は8月31日、23年産米作柄概況(8月15日現在)で、「やや良」が5道県、平年並みが34都府県、「やや不良」が7県と見込まれると発表した。田植え以降の高温・多照で、まずまずの収量が見込まれるが、記録的な猛暑や小雨による品質ダメージは大きく、…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:東洋ライス ロウカット玄米が躍進
コメ・もち・穀類 特集 2023.10.11コメ製品で躍進が目立つのが、東洋ライスの「金芽ロウカット玄米(ロウカット玄米)」だ。 前期までの5年連続、POSデータ(KSP-SP)で玄米カテゴリー首位を達成し、白米を含めるコメカテゴリー全体(約2900アイテム)の売上げランキングでも過去最高位…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:はくばく 「主食改革」がテーマ
コメ・もち・穀類 特集 2023.10.11「主食改革」をテーマに掲げる、はくばく。食物繊維などが豊富な雑穀類を白米と一緒に食べる「雑穀ごはん」を家庭の食卓はもちろん、中・外食シーンでも「当たり前化させる」(長澤重俊社長)ことで、コメ消費の活性化を目指す考えだ。9月には、新たなコンセプト「雑っ…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:ファンケル 積極的な営業活動展開
コメ・もち・穀類 特集 2023.10.11ファンケルの発芽玄米トップ商品「発芽米」は、通信販売と直営店で構成される自社チャネルに加え、スーパーに代表される一般流通、外食や中食などの業務用が主な販売チャネルだ。 コロナ禍の健康志向を追い風に売上げが拡大し、その後も人気は続いている。 プレミ…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:大和産業 新規利用者獲得に注力
コメ・もち・穀類 特集 2023.10.11大和産業が自社ブランドの「ヤマトライス」から発売しているパックご飯「やわらかい玄米ごはん」は白米と同様の炊飯とおいしさを追求した「白米と同じように炊ける軟らかい玄米」を核に簡便性をさらに強化した商品だ。 食卓での喫食に加え、昨今流行しているキャンプ…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:アイリスフーズ 福島の営農再開を支援
コメ・もち・穀類 特集 2023.10.11アイリスオーヤマグループで、食品事業を担うアイリスフーズは、コメと飲料水事業が2本柱となっている。 コメ事業は、主食米からパックご飯、発芽玄米やもち麦などの健康基軸商品、もち、非常用災害食のアルファ化米、レトルトご飯などの加工品まで幅広く展開してい…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:タカショク 玄米の加工技術に強み
コメ・もち・穀類 特集 2023.10.11健康志向で玄米の人気が高まる一方、衛生面から商品化に躊躇(ちゅうちょ)するユーザーも多い。そこで、米どころ宮城県に本拠を置くタカショクは、玄米食に特化した特殊加工設備を設置した。 国内唯一の玄米の殺卵殺菌装置や切削精米機、分づき精米機を備え、新たな…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:エスアールジャパン 冷凍新ブランドが堅調
コメ・もち・穀類 特集 2023.10.11エスアールジャパンが春に立ち上げた新ブランドの冷凍“ロールご飯”3種類が堅調だ。 炊飯のプロらしく、コメのうまさにこだわり、巻き寿司のような見た目だが、レンジアップ後の温かいままでも、冷めてからでもおいしく食べられる冷凍米飯商品を開発した。 スト…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:大塚食品 40代女性への発信強化
調理品・コメまわり品 特集 2023.10.11大塚食品が展開するコンニャク生まれの米粒状加工食品「マンナンヒカリ」ブランドは今期、体形が気になる40代女性をターゲットにブランドサイトやSNSでの発信を強化している。 9月8日からは、新たなWeb動画をSNSやブランドサイトで公開した。X(旧ツイ…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:マルエー食糧 厳選赤飯、祝儀用伸びる
コメ・もち・穀類 特集 2023.10.11大阪府八尾市に本拠を置くマルエー食糧の無菌米飯は、白飯の「厳選ごはん」シリーズと、赤飯の「厳選お赤飯」の2本柱で展開している。 微酸性次亜塩素酸水(電解水)による新製法を採用しこの電解水でコメを洗浄・殺菌する点が新たな製法(特許製法)で一般的なパッ…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:サタケ 独自技術炊飯機を訴求
特集 機械・資材 2023.10.11精米機の世界シェアが約70%と世界的な精米機メーカーのサタケだが、炊飯機を製造していることはあまり知られていない。そこで同社では、同社のオリジナル技術が結集した「加圧式IH炊飯機」=写真=の営業を強化している。同機で炊いたご飯は粘りがあり、コメ本来の…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:サンエー印刷 タッグ組み魅力伝える
特集 機械・資材 2023.10.11国産米ぬかに含まれる油分を活用した「ライスインキ」で、環境に配慮した印刷技術「SUN-A LOHAS PRITING」を展開するサンエー印刷は、関連企業とタッグを組んで、コメそのものの魅力を発信するコンテンツ「コメムスビ(商標登録中)」の活動に乗り出…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:ノボザイムズジャパン 米飯用の酵素が採用増
コメ・もち・穀類 特集 2023.10.11デンマークに本拠を置くバイオソリューション分野のグローバルカンパニーであるノボザイムズの日本法人ノボザイムズジャパンは、世界シェア1位を誇る強みの産業用酵素を日本市場に合ったアプリケーションとしてPRしている。弁当やおにぎり、酢飯など中食用米飯に特化…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:有力卸=神明ホールディングス 2030年に1兆円企業…
コメ・もち・穀類 特集 卸・商社 2023.10.11最大手コメ卸グループの神明ホールディングスは、日本の農業や食を守ることを企業ミッションに、アグリフードバリューチェーン構築に向けて、積極的なM&Aを実施し、川上の農業分野から川下の外食まで幅広く展開している。2030年の1兆円達成に向け、今期を第4ス…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:有力卸=木徳神糧 成長への土台作り推進
コメ・もち・穀類 特集 卸・商社 2023.10.11木徳神糧の23年12月期第2四半期は、売上高で前年比5.4%増の568億3300万円、営業利益は同67.8%増の13億5900万円、経常利益は同72.1%増の14億3000万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同38.4%増の9億8000万円、1株…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:有力卸=ミツハシ 機能性表示食品を展開
コメ・もち・穀類 特集 卸・商社 2023.10.11コメ卸と炊飯事業の2本柱で展開するミツハシは、コメのメーカーとしては炊飯量が業界トップクラス。おにぎり中心に売上げが伸長している。消費ニーズに応じた商品を展開する中で、冷凍米飯にもいち早く参入し、炊飯や米飯商品の開発ノウハウを強みに事業を拡大。昨年、…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:有力卸=千田みずほ 今秋パックご飯に参入
コメ・もち・穀類 ニュース 卸・商社 2023.10.11千田みずほは、主食用米の精米事業に加え、新潟にも工場を設置し、日本酒や和菓子、味噌、米菓、もちなどの原料米を供給する原料事業を展開。グループ企業ジャンボリアで展開する米飯加工事業も併せ、千田グループとして関東圏中心に米関連事業を幅広く展開している。 …続きを読む
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コメビジネス最前線特集:有力卸=全農パールライス 総合食品企業へ脱皮を
コメ・もち・穀類 特集 卸・商社 2023.10.11全農パールライスは前3月期積極的な営業展開で、精米販売量が前年比7%増の32万3000t、売上高で同3%増の1028億円となった。製造や物流、販売コストが上昇する中、精米工場で歩留まり向上や全社的な経費圧縮、販売量維持に努め、前年並みを維持。純利益は…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:有力卸=幸南食糧 輸出を視野に冷凍米飯
コメ・もち・穀類 特集 卸・商社 2023.10.11大阪の米穀企業の幸南食糧は、主食米の卸事業はもとより、ギフト・ノベルティー事業の「米匠庵」、レトルト米飯やチルド惣菜を製造・販売する加工食品も展開し、多様化する消費ニーズに対応している。前6月期の売上高は、前年比9%増の255億円。光熱費や人件費、運…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:有力卸=神山物産 低温倉庫の稼働は順調
コメ・もち・穀類 特集 卸・商社 2023.10.11新潟県内を中心に東北や関東地区で地域に密着した食品原料などを取り扱う神山物産の米穀事業は、今夏の高温障害や水不足による近年まれにみる不作で苦境に立たされている。前5月期は過去最高売上げの117億円に達したが、「このままでは大きく落とす可能性もある」と…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:産地=2023年は未来への岐路に
コメ・もち・穀類 特集 2023.10.11新米商戦がスタートした。ただし、猛暑や小雨の影響で品質劣化が深刻で、対応に追われ、高温耐性のある品種や対応する生産方法の確立と推進が急務となっている。さらに、日本の農業は深刻な人手不足にさらされ、コメ作りも直播栽培に代表される高効率の生産方法やICT…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:産地=新潟県 コシヒカリBLに高温耐性
コメ・もち・穀類 特集 2023.10.11新潟県は、主力銘柄の「コシヒカリ」に加え、17年にデビューした「新之助」が大粒で艶があり、コクと甘みに優れ、冷めても硬くなりにくい点が評価され認知が進んでいる。高温に強く晩生で作期分散が可能など、生産側のメリットもあり、徐々に作付けが拡大。全農にいが…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:産地=北海道 みどりの北海道米チャレンジ 現物市場へ…
コメ・もち・穀類 特集 2023.10.11北海道米は量・質ともに全国トップクラス。全般的にタンパク含有量が少なく昨年は史上最高の低タンパク値を確保したが、今年は夏場の猛暑により例年より品質低下が懸念される。ホクレン農業協同組合連合会では高集荷率のメリットを最大限に生かし施設調整の努力を通じて…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:産地=秋田県 あきたこまち来年40周年
コメ・もち・穀類 特集 2023.10.11秋田県では来年、主力銘柄の「あきたこまち」が来年、発売40周年を迎える。JAグループあきたでは今秋、プレイベントやキャンペーンなどを通じて、認知向上に努める。秋田米の消費拡大を目指す恒例の新米TVCMでは、関東と関西、中京エリアと県内で放映する計画。…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:産地=岩手県 銀河のしずく生産量倍に
コメ・もち・穀類 特集 2023.10.11岩手県では粘りと香りのバランスが良く生産量の最も多い「ひとめぼれ」やそれに次ぐ「あきたこまち」に加え、県オリジナル品種のフラグシップ米「金色の風」や軽やかな食感の「銀河のしずく」などを揃える。 JA全農いわてでは、今年デビュー7年を迎える「銀河のし…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:産地=宮城県 ササニシキ誕生60周年に
コメ・もち・穀類 特集 2023.10.11宮城米の「ササニシキ」が今年、誕生60周年を迎える。JAグループみやぎでは、新ロゴマークを採用した米袋にリニューアルするほか、多様なPR活動を実施し認知向上を図る。和食との相性が良く、特に寿司職人の間で「シャリに最適」と言われ、多くのお店で愛用されて…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:産地=山形県 つや姫で若年層拡大目指す
コメ・もち・穀類 特集 2023.10.11山形県では、トップブランドの「つや姫」と、その弟君と位置付ける「雪若丸」を中心に、行政やJAグループなど関係団体が一体となった「ブランド化戦略本部」を結成し、生産から販売、コミュニケーション活動まで取り組んでいる。 デビュー13年目のつや姫は、根強…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:産地=石川県 ひゃくまん穀は収量確保
コメ・もち・穀類 特集 2023.10.11オリジナル品種「ひゃくまん穀」をはじめ、「コシヒカリ」「ゆめみずほ」の3大銘柄で展開する石川県。中でも、おいしさと作りやすさを両立させたひゃくまん穀は、粒の大きさがコシヒカリの約1.2倍にも上る。おにぎりや弁当の原料米として業務用ユーザーに人気の銘柄…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:POSとIDレシートに見るコメ・米粉
コメ・もち・穀類 特集 2023.10.11●コロナ禍、単価下落の影響映す 健康志向強い顧客層も KSP-POSの直近5年間のコメと米粉の売上金額の推移からは、POSデータが家庭用の販売動向を反映しているだけに、コメについては、新型コロナウイルス感染症のまん延防止のための政府による外出の規制…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:新潟の16社・団体 首都圏でPR
コメ・もち・穀類 特集 2023.10.11新型コロナウイルスの感染法上の扱いの緩和を機に、消費地での産地PRが復活している。主産地・新潟県は8月21日、「令和5年度新潟米商談会」を、東京都千代田区の東京交通会館で開催。会場には新潟県の16社・団体が出展。来場した首都圏を中心とした外食や中食な…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:幸南食糧 レトルトがゆ 和日配売場へ進出
調理品・コメまわり品 特集 2023.10.11常温の米飯売場に並ぶレトルトがゆが、チルドの和日配売場に進出した。仕掛けたのは、在阪有力コメ関連企業・幸南食糧で、コメ卸を母体にレトルトによるパックご飯・おかゆなど米飯加工品やチルド惣菜も手掛け、売上げを伸長させている。中でもおかゆ類は、カップ入りで…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:みたけ食品工業 東京国際大生と商品開発
コメ・もち・穀類 特集 2023.10.11みたけ食品工業は、地元・埼玉県にある東京国際大学の学生と、新たな視点での米粉商品の共同開発をスタートした。同大学では、課題解決型授業「ビジネス・ソリューション」を開講、企業の経営課題に対して、多角的な視点から解決策を模索することで、学生たちの課題解決…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:築野グループ コメの未来を考えるシンポジウム開催
コメ・もち・穀類 特集 2023.10.11こめ油最大手の築野グループでは、世界中の著名なコメ研究者が一堂に会するシンポジウムを定期的に開催している。食糧危機が叫ばれる今回、唯一自給可能な穀物として、重要性が増すコメの価値と魅力について、幅広い観点から議論する「お米の未来を考えるシンポジウム~…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:東京都 米粉パンキャンペーン実施 利用拡大目指す
コメ・もち・穀類 特集 2023.10.11東京都は昨年7月から、小麦粉代替となる米粉の活用を後押しするキャンペーンを実施している。名称は「TOKYO JAPAN 米粉パンを食べよう!」で、キャッチフレーズは「日本、やっぱり米の国」。前年度は、米粉産地の新潟県と連携すると同時に大手CVSとの取…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:米粉=市場育成へ国が支援を強化 国内需要は徐々に拡大
粉類 特集 2023.10.11●米粉用コメ需要22年4.5万t 食料安全保障への関心が高まる中、海外情勢に左右されやすい小麦に代わる需要に安定的に応えようと、国は、自給可能な穀物であるコメを原料とした米粉の市場拡大を目指し、原料米生産から製粉、加工品製造、販売までの支援を強化し…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:米粉=西村機械製作所 生米粉活用でビジネスを
特集 機械・資材 2023.10.11●バウムクーヘンの提案 西村機械製作所は、創業以来90年近く米粉製粉機を展開する中で、パンや洋菓子など新規米粉製粉技術にいち早く取り組み、湿式気流粉砕「スーパーパウダーミル」を開発。でんぷん損傷が少ない微粉砕米粉の製粉を可能にするとして業界スタンダ…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:米粉=タイナイ 来春、製造能力を倍増
粉類 特集 2023.10.11●ECや外食へチャネル拡大も 新潟県胎内市に本拠を置く亀田製菓グループのタイナイは、「Happy Bakery」ブランドで新潟県産米を100%使用した米粉パンを製造・販売している。商品は、食パンタイプの「おこめ食パン」「玄米食パン」に加え、個食タイ…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:米粉=波里 設備増強、最大規模へ
粉類 特集 2023.10.11波里の米粉事業は目下、製粉ラインを増強中で、完成後は最大規模となるとともに、製粉技術の研究を進め、小麦粉と遜色(そんしょく)ない価格での提供ができるめどを立てている。 家庭用では業界トップシェアを占め、売れ筋の「お米の粉 料理自慢の薄力粉」に加え、…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:米粉=みたけ食品工業 家庭用玄米粉を新発売
粉類 特集 2023.10.11みたけ食品工業は、グループのキングフーズ(兵庫)と合わせ、国内最大級の米粉製造設備を有し、多様な業態に向けて用途に合わせた米粉を販売している。価格対応を可能にすると同時に、安定した製品作りはもとより、多様な用途に向けた業務用プレミックスの一貫体制を敷…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:米粉=熊本製粉 手作り菓子専用粉投入
粉類 特集 2023.10.11日清製粉グループの熊本製粉の米粉事業は、米粉需要の高まりを背景に、今上期(12月期決算)は、前年比2桁増で着地した。製粉企業としての長年のノウハウを生かした、パンや洋菓子、惣菜用などの米粉やミックス粉で、最終製品の加工適性に加え、米粉ならではの特徴を…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:米粉=小城製粉 和菓子用にミックス粉
粉類 特集 2023.10.11和菓子用米粉の老舗企業小城製粉は、「小麦アレルギーを持つ人にも、おいしいスイーツやパンを食べてもらいたい」と、米粉100%でノングルテンのパンやパイが焼ける技術を開発し、マスコミで多く取り上げられている。 この背景に70年以上の製粉技術に加え、10…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:米粉=群馬製粉 アヌーガ出展で訴求を
粉類 特集 2023.10.11群馬製粉は、国産うるち米を100%使用した、パンや洋菓子用など新規米粉にいち早く取り組み、微粉砕かつ、でんぷん損傷度が低い「リ・ファリーヌ」を発売し、有名パティシエやシェフと共同して、最終製品を提案しながら普及に努めている。 併せて、焙煎したコーヒ…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:米粉=新潟製粉 顧客連携図り提案強化
粉類 特集 2023.10.11新潟県の米粉集積地・胎内市にある新潟製粉は、新規米粉産業の中心的役割を担っている。地元・新潟産中心の国産米を、微細粉ででんぷん損傷度が低い製粉方法を採用した。 徹底的に衛生管理された工場で、工程はすべてシステム化・クローズド化、日本で開発された食品…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:米粉=日の本穀粉 専門店などの採用進む
粉類 特集 2023.10.11穀粉最大手の日の本穀粉は、米粉類を「WAKONA」ブランドで展開している。そのうち、強みの和菓子用では米粉やもち米粉、アルファー米粉全国の有名店で採用され、品質が高く評価されている。 新規米粉にも取り組んでいる。小麦由来のグルテンなどアレルギー特定…続きを読む