JAグループみやぎは、子どもたちに脱穀、もみすり体験の機会を提供
食料安全保障の観点から、唯一自給可能なコメへの関心が高まる一方、消費量は伸び悩んでいる。だが、新たなビジネスが誕生し、日本人の主食・コメをめぐる業界は、変革期を迎えている。外食では国内外でおにぎり店が流行し、中食分野では炊飯企業の間で、海外展開を視野に冷凍設備の導入が相次いでいる。加工では、パックご飯や米粉の市場拡大。加えて、コメそのものでも、従来の産地・銘柄(品種)のみの指標から、新たな価値を創造する動きが加速化している。(佐藤路登世)