三省堂が発表した「今年の新語2022」の大賞に「タイパ」(タイムパフォーマンス)が選出されるなど、生活者の「時短」志向が顕著になっている昨今、即席味噌汁は簡便・即食ニーズをとらえ、市場は順調に成長している。(菅田一英)
詳細 >清酒業界は、春夏の需要期を迎えた。家庭用はコロナ禍で伸長した巣ごもり需要に反動が出ているが、業務用は回復の兆しを見せている。ただ料飲店の「母数」そのものが減っており、コロナ前の状況には戻っていない。昨秋に多くのメーカー […]
詳細 >ロシアによるウクライナ侵攻や世界レベルで頻発する自然災害で、唯一自給できるコメの重要性が増している。特に小麦粉代替となる米粉に注目が集まり、業界大手の間で大型製粉工場建設が相次ぎ、小麦粉と競争力のある価格での提供が可能 […]
詳細 >食品屈指のし好品であるスイーツ・ベーカリー市場が、再興に向かっている。厳しい原料環境は引き続き直撃しているが、規制緩和や人流増などを背景に、23年は販売環境が好転することが確実。半面、最大の課題は原料環境に対する価格適 […]
詳細 >食品スーパー(SM)は、2023年の成長戦略の中核に惣菜を打ち出す企業が増えている。惣菜のブランド化や冷凍化などで、売上げだけでなく利益も含めて企業の核に育てようという戦略である。SMが食品工場を持つようになり、アウト […]
詳細 >コメや砂糖の健康機能性が続々解明されてきている。だが、若年層のダイエット、中高年層のメタボ対策で、糖質カットの風潮は相変わらず根強く、シニア層を中心としたコメ離れも深刻だ。本特集では、糖質を含めたバランスの良い食生活の […]
詳細 >九州エリアにおけるつゆ市場。ここでは、地域メーカーと全国メーカー双方がそれぞれの強みを発揮し形成される売場が目立つ。味の嗜好については、九州内と九州外において少し変化がみられている。(九州支局長=大屋良太)
詳細 >食酢は飲用・飲料酢が成長を続け、寿司需要も戻って復調傾向にある。ドリンクは果実発酵酢やリンゴ酢、果汁でまろやか、誰でも飲みやすく進化した。家庭内の調理、食酢使用の減少は文化継承にとって危機だが、飲用と寿司の人気は盤石。 […]
詳細 >ソース市場は、家庭用は物価高騰が家計を直撃した影響などで伸び悩むも、業務用は外食が回復基調で推移、中食は堅調を維持と、市場は明暗まだら模様の状況だ。(金原基道)
詳細 >つゆは、醤油、みりんに鰹節などの天然だしを用い、和食全般に使える現代の基礎調味料として定着している。22年度は20年度の2桁成長からの反動減を続けたものの、19年度比では伸長。濃縮つゆの中容量、小分けストレートといった […]
詳細 >