包装米飯特集2023
いわゆる「パックご飯」として定着している無菌包装米飯市場は22年度も伸長した。12年連続で拡大を続け、生産量も過去最高を更新している。(細山真一)
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◆包装米飯特集:値上げ踏み切るも市場は拡大
農産加工 2023.09.25いわゆる「パックご飯」として定着している無菌包装米飯市場は22年度も伸長した。12年連続で拡大を続け、生産量も過去最高を更新している。本紙推計の22年度の出荷ベースでの市場規模は前年比約7%増の958億円前後とみられる。大台も目前だ。少人数世帯の割合…続きを読む
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包装米飯特集:22年度動向=多食パック化進む 各社、増産体制強める
農産加工 2023.09.251988年にサトウ食品が市場を切り開いた無菌包装米飯に、一部レトルト殺菌しているレトルト米飯(おかゆ含む)を合わせたパックご飯は、年々生産量が増加している。食品需給研究センター調べで22年1~12月の生産量は、前年比5.0%増の24万5811tとなっ…続きを読む
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包装米飯特集:23年度展望=日常食へ定着加速 価格と安定供給が課題
農産加工 2023.09.25市場の主役、いわゆる「パックご飯」の代名詞である無菌包装米飯の白飯は今後とも多食パック化が進んでいくとみられる。業界トップのサトウ食品はパックご飯の売上構成比で5食以上が6割を超えた。他社もほぼ同じ傾向で、23年1~8月のKSP-POSデータによると…続きを読む
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包装米飯特集:サトウ食品 安定供給で新ライン稼働へ
農産加工 2023.09.25サトウ食品は今秋、「北海道産ゆめぴりか」「山形県産つや姫」の5食パックを投入する。どちらも既存の3食パックで人気の銘柄で、近年の常備食化に伴う多食パック人気を反映したもの。来年2月には聖籠ファクトリーの新ラインがいよいよ稼働開始する。今後も市場拡大が…続きを読む
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包装米飯特集:テーブルマーク 「大粒ごはん」認知拡大図る
農産加工 2023.09.25テーブルマークの22年度(1~12月)、パックご飯(無菌包装米飯)の売上げは前年比微減で推移した。上期までは微増で推移していたが、昨年8月に価格改定を実施したことで、下期以降に配荷・回転が落ち込んだことが響いた。 23年度上期(1~6月)のマーケッ…続きを読む
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包装米飯特集:ウーケ おかゆ、国産香り米を健康志向やニーズ多様化に対応
農産加工 2023.09.25神明グループのウーケは、パックご飯市場の広がりとともに順調に生産量を拡大させ、3交代制・24時間稼働のフル生産となり、調整を進めながら顧客からの要望に応えている。増産体制確立が課題で、第4ライン設置に向け前向きに検討を進めている。 昨年のコロナ在宅…続きを読む
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包装米飯特集:ジャパンパックライス秋田 工場フル生産稼働増産検討
農産加工 2023.09.25ジャパンパックライス秋田は、業界初のコメ生産者によるパックご飯工場として一昨年、秋田県の大潟村に本格稼働開始した。すでに月産300万食の24時間フル生産となり、関係者と協議しながら、ライン増設に向けた検討に入った。 同社は、大潟村あきたこまち生産者…続きを読む
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包装米飯特集:東洋水産 無菌とレトルトを両軸展開
農産加工 2023.09.25東洋水産の米飯事業の4~8月の販売状況は、出荷ベースで前年を上回って推移している。無菌包装米飯がほぼ前年並みで推移しているところ、レトルト米飯が売上げを伸ばしているためだ。 秋冬に向けては、今春に実施した価格改定を浸透させていきつつ、無菌米飯とレト…続きを読む
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包装米飯特集:アイリスフーズ 来春に鳥栖工場の生産増強
農産加工 2023.09.25アイリスオーヤマグループで食品事業を担うアイリスフーズでは、パックご飯と飲料水が柱の事業に成長している。このうちパックご飯は、市場拡大とともに成長してきたが、直近では、コロナ患者の支援物資として行政機関で買い上げられ広まったことを機に、トライアルユー…続きを読む
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包装米飯特集:越後製菓 2桁伸長も供給安定第一に
農産加工 2023.09.25越後製菓のコメ・米飯部門は、コロナ禍の特需が一服した足元の4月から7月までの売上げも前年比約26.5%増の好調をキープしている。7月は価格改定の影響もあり一時的に勢いが落ちたものの、今後も順調に推移していくと見ている。コロナ禍以降の予想を超える需要拡…続きを読む
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包装米飯特集:幸南食糧 チルド売場対応シリーズを
農産加工 2023.09.25幸南食糧は、コメ卸を母体にレトルトによるパックご飯・おかゆなど米飯加工品やチルド惣菜も手掛け、売上げを伸長させている。中でもおかゆ類は、カップ入りで容器に移し替えずそのまま食べられる簡便性が評価されている。新商品では、業界で珍しいチルド売場対応商品「…続きを読む
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包装米飯特集:たいまつ食品 朝食需要に「かにがゆ」提案
農産加工 2023.09.25たいまつ食品は今期、レトルトがゆの新商品「かにがゆ」を発売した。コロナ禍の救援物資として採用されレトルトがゆの存在感が高まっている中、既存のラインアップと併せて、療養食や非常食だけでなく日常使いの朝食需要を喚起していきたい考えだ。 23年3月期の包…続きを読む
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包装米飯特集:丸美屋食品工業 「スープdeごはん」が高伸長
農産加工 2023.09.25丸美屋食品工業はレトルト米の食感、味わいが人気の「スープdeごはん」を高成長させている。CVSへの導入が進み、カップスープの定番商品に育ちつつある。主力の具材、無菌「ごはん付き」セット米飯は今12月期、高止まり。コロナ共存で大幅に伸ばして反動を受けた…続きを読む
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包装米飯特集:大塚食品 ニーズとらえさらなる成長
農産加工 2023.09.25大塚食品が展開するコンニャク生まれの米粒状加工食品「マンナンヒカリ」。同品は、コメと混ぜて炊くだけで、ご飯の見た目や量、おいしさはそのままに糖質やカロリーをカットし、食物繊維も取れるという価値が多くのユーザーに支持されている。同ブランドは、炊飯するタ…続きを読む
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包装米飯特集:味の素 おかゆの健康価値訴求6品
農産加工 2023.09.25味の素社は今春から「鶏がゆ」を発売し、好スタートを切っている。高タンパクな商品力で日常食の消費ニーズをとらえた。10月から「いいかもおかゆ」をキャッチフレーズにしたBSTVのCMを投下する。Z世代向けのカップの「粥粥好日(かゆかゆこうじつ)」は公式通…続きを読む