全国小売流通特集2024
全国小売流通特集：コンビニエンスストア業界動向＝実験店で新たな成長を
SIPストアは青果を含め生鮮品も扱いワンストップショッピングを実現（写真はセブンイレブン松戸常盤平駅前店の売場）
ミニストップの旗艦店「ミニストップ神田錦町1丁目店」ではFFのメニューを一新、注文は端末操作で省人化し、品揃えの充実とオペレーションの効率化を図った
ファミリーマートとローソンは競争関係を越えて共同物流に着手し、物流問題解決にさらに一歩踏み込んだ（写真はローソンの物流拠点）
CVS主要6社の24年2月期通期業績・25年2月期通期業績予想
◇問われる構想・実行力
24年のCVSは、各社がモデル店の実験に挑戦し、新たな成長源を探る動きが活発化してきた。国内CVSの誕生から約半世紀を数え、従来のビジネスモデルを堅持するだけでは持続的な成長は難しい。大きな転換期を迎える中で、新たなCVSの姿を構想し、チェーンとして実現して運用できるか、実行力も問われる。一方、物価高による節約志向への対応や物流問題の対策など足元の課題も多い。（山本仁）
●売上げ増も節約志向備え
日本フランチャイズチェーン協会（JFA）のJF
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全国小売流通特集2024
小売内食・中食を主な市場領域とする食品小売は、インフレ環境にあって確実に売上げ・利益を伸ばしている。SMやGMSの既存店は総じて堅調、食品ディスカウント型のドラッグストア（DgS）は店舗数の拡大を続け、CVSも人流の回復に […]
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