全国小売流通特集2024

全国小売流通特集:エリア動向=北海道 3強下も市場環境激変

小売 2024.07.30 12798号 07面
イトーヨーカドー屯田店は閉鎖後、ロピアの道内1号店となる

イトーヨーカドー屯田店は閉鎖後、ロピアの道内1号店となる

西友宮の沢店。店舗承継でイオン北海道は交通アクセスの良さも強みとなりそう

西友宮の沢店。店舗承継でイオン北海道は交通アクセスの良さも強みとなりそう

リニューアルオープン当日、来店客でにぎわうイオン北郷店の青果コーナー

リニューアルオープン当日、来店客でにぎわうイオン北郷店の青果コーナー

2024年の道内小売・流通業界の主な出来事

2024年の道内小売・流通業界の主な出来事

 2024年の道内小売・流通業界は、小売の再編加速が激しい。2月はイオンがツルハホールディングスの子会社化を発表、店舗の順次閉店を進めるイトーヨーカ堂は北海道からも撤退を表明。4月にはイオン北海道が西友のGMS事業を承継し、札幌市内9店舗の取得を決定するなど、道外大手の撤退で道内流通業界は一つの節目にある。アークス、イオン北海道、コープさっぽろの3強がひしめく中、垣根を越え激変する市場環境への関心が高まっている。(角守建哉)

 ●全国系撤退で再編加速
 アークスは5月28日

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

  • 全国小売流通特集2024

    全国小売流通特集2024

    小売

     内食・中食を主な市場領域とする食品小売は、インフレ環境にあって確実に売上げ・利益を伸ばしている。SMやGMSの既存店は総じて堅調、食品ディスカウント型のドラッグストア(DgS)は店舗数の拡大を続け、CVSも人流の回復に […]

    詳細 >